ル・ジュルナル・ド・ショパン(ショパンの音楽日記)。ショパンのピアノ独奏作曲全曲を、作曲順に6人のピアニストが4日間で演奏するというプログラム。さすがに全曲は聴けないので、No.8(1836年―1838年)に行ってみました。
・2つのノクターン op.32
・即興曲第1番 op.29
・スケルツォ第2番 op.31
・4つのマズルカ op.30
・4つのマズルカ op.33
・ポロネーズ イ長調「軍隊」op.40-1
・ポロネーズ ハ長調 op.40-2
スケルツォがそれはもう印象的。演奏した児玉さんはほっそりした女性でしたが迫力満点、すごい!の一言(うっとり)。あんな風に弾けたら気持ちいいだろうなーと(私には一生かかっても無理)。マズルカは弾いた中ではop.33-2(23番ニ長調)が好きかも。軍隊ポロネーズは、昨年自分でも練習したわけですが…とても同じ曲とは思えないテンポと表現力。ピアニストってすごいわー。
プロのピアニストのピアノONLYの演奏をちゃんとした会場で聴くなんて何年ぶり?やっぱりちゃんとした音響のところで聴く演奏は迫力が違います。そして演奏が終わるごとのざわめき。自分を含め、みな息をつめて聴いてたんだなと(苦笑)。たまにこういう雰囲気を味わうのもいいなと思いました♪
■読んだもの
『水のしろたえ
もともと児童書だから、というのもあるのかもしれませんが、やや物足りない感あり。結末が王道すぎるから?先日読んだ『いろは歌に暗号』(鯨統一郎/祥伝社ノン・ノベルス)の薬子と田村麻呂が強烈だったから?
『妖怪アパートの幽雅な日常(9)
相変わらず、るり子さんの手料理は食べたくなるような品々ばかり。
そして季節は高校最後の文化祭、3-Cの出し物は男子学生服喫茶。おそるべし田代ほか女子たち(というか作者さま?/笑)。千晶先生の魅力も全開で、盛況ぶりが本当に目に浮かびます(大笑)。しかし、そんな盛り上がりの中、不穏な空気も。携帯…ある意味、持っていない方が平穏なのかもしれないと思いました。今の中高生って、ある意味つらいだろうな…<学校裏サイトの存在。そしてラスト、非常に気になる終わり方。
運命はいつだって ある日、突然に目の前におりてくるんだ