といっても、連休にくっつけると仕事にならないので分散です(休んだあとの自分がつらい…と思ってしまうあたり大人になったというか年をとったというか…)。
で、くじける前に、左下の親知らず抜歯と、受講費振込済(私費!)のIllustrator講習を予約。ということで、自分Mustをこなす休暇になる方向で(苦笑)。
*なんだかマスク人口率が増えた職場。出張の大宴会があかんかったらしいという噂…(爆)。
■読んだもの

『月下花伝』(越水利江子/大日本図書)
有隣堂のタイムトラベル特集本コーナーにて見つけ、新選組モノ!と飛びつく(笑)。括りとしては児童書なんでしょうか?少し変わった新選組モノ。現代に生きる17歳の少女・秋飛が、「花天新選組」という映画のフィルムを通し、沖田総司(の魂?)と一瞬、言葉を交わす。
”たとえ永遠に生きられたとしても、いつまでも前へ進まない人生になんの意味がある?”
彼らの行く末を知っている現代人としては、残される側の人間にとっては、秋飛が沖田を、祖父を止めたい気持ちがとてもわかります。が、結局は沖田の一言が人間の生き方ということなんでしょう。限りあるからこそ、懸命にその時を生きる・・・その境地に至ることができるのかはわかりませんが。

『花天新選組』(越水利江子/大日本図書)
「月下花伝」の続き。現代に生きる18歳の少女・秋飛が、幕末に撮られた1枚のガラス写真をきっかけに、気づけば(意識だけ飛んで?)伊東甲子太郎が御陵衛士を結成する少し前あたりの六番隊・新選組隊士に。なぜか土方にも気に入られ、隊士としてやっていくことになるも、時代は幕末から明治へと移り変わり、近藤、沖田と世を去り、土方は北へ。
うーん、正直、1作目で完結とした方が、ほかの新選組モノと一線をかくすというかスッキリしたというか。そしてこの巻末、函館編に続きそうな気配。