*蒼天おぼえがき*


2009年10月24日(土) 映画観賞week。
はからずも映画観賞weekに。

クヒオ大佐
かっこいい堺雅人を期待して行くと・・・という話を聞き、コメディ、コメディと言い自分で言い聞かせていったのがよかったのか?がっかりだよ!ということはなかったですが、映画としてはちょっと微妙か・・・。
クヒオ大佐としのぶさん(松雪泰子)の弟のやりとりはコメディそのもの。学習しない人と冷静に突っ込む人(笑)。No.1ホステスはさすがNo.1。クヒオ大佐が小物に見えます(って、ある意味小物なんですが)。しかしスペルミスって、ほんとうかつ過ぎ。

沈まぬ太陽
見るべし!と知り合いから観賞券をいただきまして、ならば早々に行くかと。途中10分休憩ありの3時間半。見終わったあとに心に残るものがある大作。深い。大物俳優・女優がかりがご登場。まず演技がすごい。モデルになる会社など明らかで、実名での展開の難しさを感じるも、実際のところはどうだったのかと気になる。タヌキと腹黒満載。大人ってきたない・・・と思ってしまう場面多々。主人公にまったくすっかり共感・・・はいろいろ考えるに無理だろう、時代も違うし。あの時代だからこそのところもありそう。飛行機事故は、20年以上経ったや今でもやはり衝撃。あの飛行機事故を全く知らない世代がこの映画を見た時、何を思い、何を感じるのだろう?
渡辺謙と三浦友一のライバル関係・・・という役どころに、大河ドラマ「独眼竜政宗」の時の伊達政宗と伊達実成を思い出しました(って、古すぎか?)。


■読んだもの

『ころころろ』(畠中恵/新潮社)
起きているより寝込んでいることの方が多い長崎屋の若だんな・一太郎。今度は朝起きたら目から光りが奪われていた。その理由はとばっちり?若だんなの一大事に、二人の兄やが奔走しないはずがないのだが・・・仁吉は子守と妖守、佐助はいきなり妻帯者に。二人の兄やたちも、神様相手ではどうもすんなりゆかないのでした。。。
まあ、若だんなの光は無事に戻るわけですが、人と人ざるものの時間感覚の違い・・・結末がちょっと切ない。



『神々の午睡』(あさのあつこ/学研)
表紙にふらふらっと目を引かれ、見れば作者はあさのあつこさん。神様たちの織りなす短編6編。ギリシャ神話っぽい読みやすいお話でした。どうして女性考古学者が、リュイの書き残したものを発見でき、読むことができ、その時代を思い出せたのか?前世でも関係しているのかと勘繰ってみたものの、その点は言及なし。気になる・・・。ちなみに、絵はCLAMP。どうりで華やかなはずです(笑)。





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