年内に提出する書類と、仕事年賀状を用意する一週間(そもそも仕様を決めるのが遅いんですよ!なんだかな・・・)。
なんとか書類を提出して早めの仕事納めです。
■読んだもの
『鷺と雪』(北村薫/文藝春秋)
第141回直木賞受賞作品。お嬢様と女性運転手・ベッキーさんこと別宮さんが活躍する<ベッキーさん>シリーズ、3作目。なんですが…、1作目、2作目を読んでいません(汗)。いや、読まなくてもある程度わかるかなと、3作目から読み始めてしまいました。「不在の父」「獅子と地下鉄」「鷺と雪」昭和初期、帝都に忍び寄る不穏な足音。良家の令嬢・英子の目に映った世界。昭和十一年二月、雪の朝、時代が一気に変わって行くその日。
本当のお嬢様目線で見た、富裕層から見た昭和初期の日本というのは、こんな世界だったのか…と、なんだか新鮮な不思議な感じのする作品。1作目、2作目も機会があったら読んでみたいなと。
>という説明は、つい最近読んだ本の中でも出てきたため、一瞬既視感が(どの本だったか…思い出せない…)。