*蒼天おぼえがき*


2010年03月20日(土) クロノス@キャラメル。
演劇集団キャラメルボックス「ミス・ダンデライオン」「南十字星駅で」
@サンシャイン劇場。

梶尾真治さんのクロノス・ジョウンターシリーズ2本のハーフタイムシアター。

キャラメルボックスが舞台化したクロノスシリーズの中で、「ミス・ダンデライオン」は一番のお気に入りなので、再演されて嬉しく。話の展開を知っているのに、息をつめて見入っていました、気づいたら。吉澤先生@阿部さんと吉澤夫人@前田さんは、第三者的に見てる分には大変楽しいムードメーカーですが、当事者として巻き込まれるのは御免こうむります!(笑)

「南十字星駅で」はシリーズを通してクロノス・ジョウンターを使うのに否定的だった野方さんが過去へさかのぼるお話。ここへきて、改めてクロノスシリーズを時系列順に一気見してみたいなーと思いました。


■読んだもの

『V.T.R.』(辻村深月/講談社ノベルス)
『スロウハイツの神様』のチヨダ・コーキのデビュー作、という作中作。
怠惰な生活を送るティー、三年前に別れた恋人アール、S、J、A、マーダーライセンス、殺し屋『Trance High』。するっと読めるボリュームで、なんだか話がぐっと動き出した?というところで終わった感じ。『スロウハイツの神様』未読だからか?もしれませんが、やや物足りない感じ。


地獄堂霊界通信(2)』(香月日輪/講談社ノベルス)
みったんこと三田村巡査の登場がなかったのがちょっと残念。大人には決して売らない主義を貫いている・頑固一徹アイスクリンにまで、”あいつにゃあ売ってもいいぜ!”と言われるみったん(笑)。
今回初登場の蒼龍さん=『妖怪アパートの幽雅な日常』龍さん?と思ったら、やはりみんなそう思うようで。





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