うずまきのつぶやき-あれから6年たったよ
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授業での話。 今日は「〜がほしいです」「〜たいです」の導入だった。
一通り練習をした後で、ちょっと質問してみた。
「明日、地球が終わります。地球はありません。今日は地球最後の日です。 みなさんは何をしたいですか?」
一応、私の計画では
「家族に会いたいです」
とか
「たくさん食べたいです」
などの答えが出るかな、と思っていたんだけど、 どのクラスでも出るのは
「死にたくありません。」(「たい」の否定形を正しく使えたので◎) 「勉強したいです。」 (逃げる方法を考えるらしい) 「寝たいです。」 (そのまま眠っちゃうんだろうな)
そして一番驚いたのが
「りんごの木を植えたいです。」
ス、スピノザですか。
2年生は今、倫理の授業(必修)があるので、 「リンゴの木を植える」という答えが出たみたい。 最初は何のことかよくわからず 「なんで?韓国でそういう言い伝えがあるの?」と聞いて 失笑を買ってしまった。くーっ。
でも「なぜリンゴの木を植えるの?」ときいても 「うーん、クニャン(ただなんとなく)」「スピノザの言葉だから」という 答えばかり。ま、こんなもんでしょう。 哲学って「リンゴの木を植える」ことの意義を考えるのが大事なんじゃないの? よくわからんけどさー。
1999年、世紀末だの地球滅亡などと言っているとき りんごの木を植えていた人はいたんだろうか。
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