うずまきのつぶやき-あれから6年たったよ
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2002年11月05日(火) 大学入試1日前?2日前?−0の概念

「うずまき」の「近況報告11/05」分です。折角だから(?)こっちに保存。


明日は修能試験の日。日本の大学入試センター試験にあたる。韓国では2次の筆記試験というものがあまり実施されないので、学生たちはこの全国統一試験に全てをかける。またこの試験は日本と違い1日でいっきに終わらせてしまうので、集中力と体力の勝負にもなってくる。(わたしには無理だ…)


玄関には「試験まであと○日」という看板が出ているのだが、この日付、ずーっと1日ずれている。1週間前にも係の人にいったのだが、ついに試験前日になっても訂正されることはなかった。



↑試験は明日なのに…



やっぱりイヤじゃないですか、こんなの。わたし、すっごく気にするタチなの。このことを教務室にいる先生たちに言ったのだが、ある先生の

「今日と明日で2日だからいいのよ。」

というよくわからない説明にみんななぜだか納得していた。「試験前○日」って書いてあるのにヘンだと思うんだけどなぁ。私が「試験当日は『試験前0日』でしょ。」といったらみんなに思いっきり笑われた。なんでだ??韓国人とは0の概念が違うのかなぁ。


このままでは引き下がれないので(これまた生意気だが…)、
「えー?それはヘンですよ。あそこ(教務室の黒板)に貼ってある『修能試験までの道のり』には、きょうは「1日前」って書いてありますよ。」
といったら、今まで「この忙しいときに何いってるんだ」という顔で聞いていた教頭先生がすくっと立って、看板を訂正しに行った。「道のり」を作ったのは教頭先生だったらしい…。


面倒くさいこと、知らないことは適当な理由をつけて(しかも納得して)避ける、というのはこちらの方の得意技らしく、私はこれに何度も泣かされてきたのだが、最近では対処法を身につけたのでたくましく(ずーずーしく)生きている。ちょっとのことじゃ負けないぞ。

でもこれじゃ日本での生活に適応できないような気がしないでもないのだが。



がんばれ受験生


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