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はにわーる家、高千穂と阿蘇を旅する。 - 2009年09月27日(日) この間のこと。 「休みもろたし実家帰る」と言ったところ、 「どっか近場に旅行するか」と両親。 まぁ、もともとが旅をしない人たちで。 海外はおろか、子が暮らす首都圏にすら ほとんど来たことがないんである。 それを思えば、近場でも泊まりで出掛けようってのにまずビックリ。 思わずデジカメ新調しちまったい。 さて、一家を乗せた車は国道を登って熊本から高速でゴー。 最初のSAでふかしたての「いきなりだご」をいただく。 いきなりだごは昔からの名物だけど、 なんか「びっ栗饅頭」ってのも登場しとるし!? いきなりとかびっくりとか、どんだけサプライズ好きなんだ…… 地元近辺の「道の駅」も大好きな両親、 今回の道中も道の駅寄る寄る。 確かにお土産屋とは違う地元密着ぶりがいいんだよなー。 お昼は「通潤橋」のたもとの茶屋で。 棚田の広がるなか、川から数メートルも 高い場所にかかるこの石橋には水が通っていて、 春には橋の真ん中から勢いよく放水される。 放水は拝めなかったが色鮮やかな稲穂とヒガンバナ、 そして橋の周りの景色に和みまくり。 ワシはデジカメのパノラマ機能がうれしくて、 無駄に長い写真を撮りまくり。 後はまた道の駅をふらつきながら、いざ高千穂へ。 峡谷はさすがのにぎわい。 微妙に嫌がる母を説き伏せ、親子三人でボートにゴー! 母がなぜこんなに嫌がるかというと、 はにわーる家はとにかく文化系なんである。 3人でボートと来れば漕ぎ手は父なのだが、 この父がはなはだ頼りない。 「息子とキャッチボールしてるのすら見たことがない」とは 母が父の運動神経を評しての談である。 そんなわけで父、若いカポーだらけのボート達に ぶつかるわ避けられないわでまー大変。 母も普段になく慌てていてメチャクチャ面白い。 うひゃうひゃ笑いながら写真を撮る無責任ムスメ。 バカ笑いしながら浴びるマイナスイオンって なんかありがたみ減るのは気のせいか。 さておき、コドモがいなくても 家族旅行ってなかなか楽しいものだ。 高千穂のひなびた旅館に身を寄せた一家。 夕食までちょっと時間があるも、もう出かける気もなく。 まったりと過ごしてそのまま夕食をいただく。 というのも、食後に集会所で 観光客向けのプチお神楽があるのだ。 「父は酒を呑んだらもう神楽を観にいかないはず」という 母の予想を裏切り、親子3人で迎えのバスへ。 にぎやかな団体さんにかこまれながら集会所へ。 バスを降りて、建物までの間にも かがり火が焚いてあったりして。 演じられたのはお神楽のほんのさわりでしたが、 ワシみたいな不信心者にはあれでちょうどよかったのかも。 おだやかな神主さんの語りが印象的でした。 温泉ではないものの、大きい風呂があるというお宿。 ワシと、温泉嫌いな母も珍しく大浴場へ。 時間が遅かったので、2人でのんびり。 まぁ、若くもない親娘ですから。 話し込むこともなく、そのまま眠るわけです。 -
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