最終回前だと言うのに、すでに涙・涙の私。 あの最後は、やはり相手の気持ちを推し量っての事だったのだろうか? もしかしたら、懐かしさの方がまさり思わず口をついてでた言葉なのか? 一世一代の大芝居を打つはずだったのに、自分を偽らず、 まるで達観したかのような微笑みの後、「加納くん、おひさしぶりです。」 と自分から声をかけ、潔く近藤である事を認めた局長。 一瞬、はっとしたような表情を浮かべ、ぐっと堪えて 「御無沙汰しております…局長」と深々と頭を下げる加納の姿・表情に、 やられましたよ私は。。 ふたりの気持ちがすごく伝わる悲しいけれどいいシーンだった。 ドラマなのでもちろんフィクションな部分もたくさんあるけど、 それぞれの人物の気持ちがよくわかるセリフが多かった。 昔の話と言っても、人間なので悩んだり、苦しんだりいろんな感情があった訳で それをとてもリアルに感じさせてくれる大河ドラマだったと思う。 「愛しき友よ」タイトルを見ただけで涙してしまう。その最期の瞬間に、 近藤は何を思ったのだろうか?家族のこと、新撰組のこと? そして、愛しき友。。。土方のことだったろうか?
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