ゼロの視点
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2003年01月14日(火) 登山 PART2

 なんだかんだいって、いちおう頂上に到着したような気がする、今。でも、頂上といっても、まだまだ続く“縦走”(5月まで)のうちの、ひとつなんだが・・・(涙)。

 で、頂上に到着したかな?、と思った瞬間に完全に気が抜けた。なので、画面を切り替えて、日記更新。『うさぎとかめ』の話に例えれば、つくづく自分が、うさぎタイプなことを感じる今。ワインなんぞを、午前4時すぎに飲み始めてしまっている。

 しかし、だ・・・・。簡単な登山を少しでもしたことがある人はわかると思うが、実は下山が一番危険で大変なのだ。登るときはガムシャラでもなんとかなる場合があるが、下るときは、限られた体力と、予想外の事故などの可能性が挙げられる。膝も、ガクガクしてきて・・・・・。

 猫でさへ、調子にのって高いところまでのぼって、降りられなくなっている姿などをたまに目にするが、まさにそれと同じ理論だ。今まで調子にのって展開してきた文章を、どう締めくくっていくか?、それが問題だ。

 月曜日の夜は、このままダラダラしていると本当に期限内に仕事が終わらないという、絶望的な焦りに駆られて、異様な集中力を発し、予想外に前進してしまった。
 
 その後、夫との原稿見直しで、これまた予想外に前進したことを感じた瞬間に、集中力がプツンと、完全に切れてしまった。

 仕事がはかどらないと激しく絶望するものの、集中力が増し、はかどると何もできない、って状況はどうしたらいいんだろうか?!?!?!。自分自身のどうしようもない習慣を呪いたくなる。

 むかーーし、とある企業の編集部に勤務していた頃のこと。毎日9時に出勤することが出来なかった。試用期間だけはキチンと9時前に出勤していたが、それが過ぎると、なんと“うさぎ”な私はどんどん出勤時間が遅れていき、気がづくと毎日12時半になっていた。同僚らが社外でランチを取っている間に、こっそりと出勤し、さも朝からいたように振舞う毎日だった。でも、バレバレだったが・・・。

 しかし取材となると、それはそれは時間厳守になる私。どんなに寝坊しても、取材車を滅茶苦茶に運転してまで、定刻に現地に到着するのだ。数え切れないほどあった取材に、一度も遅れたことはないというのが自慢だった。そのかわり、数回ほど、スピード違反で捕まっているが・・・。

 今、酔っ払いながら書いていて思うが、私はどうやら毎日、規則正しく仕事を進めていく、ということがまったく出来ないらしい。瞬間、瞬間の集中力はあるとはいえ・・・・。会社員として働くのは、夢のまた夢なような気さえしてくる。

 さて、この瞬間の集中力、というのにも問題があったりする。家庭をもってから、長いブランクを経てこの仕事をゲットした私。久しぶりに仕事に没頭しはじめると、完全に日々の家事はそっちのけになっているのが現状だ。最低限の買い物と、料理、それに洗濯はまだ続けているが、夫のワイシャツのアイロンかけは、完全に放置プレイ状態。

 ということで、この1週間、夫は毎朝今まで着用していた数枚のワイシャツの臭いを嗅ぎ分けて、“まだこれはいける”“これはもう本当に臭い”などと選別作業をしている模様。内心、そんなことするなら自分でアイロンかけでもすればいいのに・・、と思うが、夫はそこまでしなくないらしい。

 ま、もっと不自由をすれば、彼も彼なりに追い詰められて斬新なアイデアでも見つけることでしょう!!。また、そうあって欲しいものだ。


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