ゼロの視点
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実は、月曜日の晩から姑がパリに上陸中・・・・。パリにある彼女のStudio(日本でいえば、ワンルームマンションのようなもの)のキッチンなどの改装工事の立会いがあるからだ。
本来なら今週の半ばにやってくる予定だった姑。それが予定を突然はやめて月曜日にやってきたから、もうパニック。日本でおなじみだった、台風情報を彷彿させる。台風が突然進路や速度を変えつつ、自分の住んでいる場所に接近してくる様子を、ドキドキしながらテレビをみていた日々・・・・。
彼女のStudioは1区にあって、シチュエーションとしたら最高。とくに観光客にはもってのほかの場所だと思う。しかしコンロなどがあまりにも古いため、今回思い切って工事をすることになったのだ。
私が生まれた頃からのものがたくさん捨てられずに、積み重なった部屋を工事できるレベルに片付けることの難儀さといったら、そりゃ、想像を絶するものがある。ゆえに、姑上陸とともに、わが夫婦も片付け部隊として借り出され、月曜日、火曜日の晩は、マジで全員強烈にイライラして、大喧嘩が勃発していた。誰と誰が喧嘩しているか、もうまったくわからないくらい、グチャグチャに喧嘩している。わしら夫婦の間でも、もちろん大喧嘩ッ。
喧嘩というのは、本当にエネルギーを無駄に消耗するものだとつくづく思う。疲れた・・・・。
そして、本日は、工事なので、姑がStudioにいないほうが工事の進みが早いということになり、昼から我が家にやってきた。もちろん夫は仕事があるので不在。ゆえに私が昼から一対一で姑様と“なんともいえない昼下がり”を過ごさなくてはいけない。
結局、午後1時に彼女がやってきて、ランチをして、午後5時まであーだこーだと延々と二人で喋り続け、そのあと工事の立会いに行き、午後11時すぎに家に戻ってきた・・・・・。もう、ヘロへロ。
途中、勤務中の夫や、義弟から、私と姑が一対一で大喧嘩していたら・・・、と懸念されたゆえ、しょっちゅうご機嫌とりの電話がかかってくる。わしらが“刺しちがえてる”とでも思ってたのだろうか、男性諸君?。
しかし、予想を反して、本日の午後から、姑とわしが結託して、アンチ・夫グループを結成した(笑)。日替わりランチのように、敵と味方が激しくチェンジする我が一族の“戦国時代”!!。午前中までは、私対姑&夫グループだったのに。 各自激しく消耗しながらも、キッチンの出来はなかなかのものになった。この部屋を使うのは、もうすぐ日本から来仏する、わがいとこ様のI嬢っ!!。3人の怨みつらみのこもった部屋で、彼女は果たして安眠できるのだろうか(笑)?、ねえ、I嬢?!?!?!。
とりあえず、明日とあさっては休戦日にしようと思うっす。じゃないと、神経がもたんし、仕事の準備も全くはかどらず・・・・。
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