ゼロの視点
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2003年04月13日(日) |
フランスは第二次世界大戦でどうだったか? |
本日明け方までのパーティーゆえ、起床は必然的に午後・・・・。ギニョルを見ながら、ブランチ。
ギニョルでは、英米のイラク征服による、フランスの自虐的“ギャグ”多し。これらを見ていて、あらためてフランスの国民性に興味を持った。ここまで自虐的になりつつ、思いっきり自分たちのことを笑うことのできる民族っ!!。もし、日本が、一時的にも判断に誤って、予想外の損失をしたら、そこまで即座にギャグにはしないだろう・・・・、と思った。
昨日のDに触発されたわけではないが、今、自分がフランスに住んでいるからこそ、第二次世界大戦でのフランスの立場を直に、フランス人に尋ねてみたくなってしまった(笑)。おまけに、よくわかっていそうで、実際フランスがどうだったか把握しきれていない自分も再発見。
1939年9月から1940年5月までに、“奇妙な戦争”というのがあった。フランスとイギリスがドイツに宣戦布告しながら、実際には攻めずにらみ合い・・・・、という状況が何ヶ月も続き、実際にはフランスは宣戦布告したにもかかわらず、ドイツ側にとうとう攻められた、という話。
この時のフランス人側としての、心境をズバリ夫に聞いてみた。
夫「ポーランドを攻めたら、僕達は許さない、っと思ってしょうがなく宣戦布告したけれど、本当にこれでドイツ軍に攻められたらどうしよう・・・・・、って思ってたんだよ、フランス人は・・・・。」 私「・・・・・・・」(実際には死ぬほど笑ってしまって、質問さへ続けられず・・・・)。 夫「で、にらみ合いと言うけれど、実際にはフランスはそこまで攻めようとは思ってなかった。でも・・・・、宣戦布告したのがフランスなのに、実際に攻めてきたのは、ドイツだったんだよ」 私「・・・・・・・・・」、またもや死ぬほど笑って、呼吸困難・・・・。
夫の両親、つまりは私の義理の両親は、戦中が青春時代だった。まだ生き残っている姑は、まるで昨日の出来事のように第二次世界大戦のことを語る。特に、夫の父親は、当時まだフィアンセとしてのわしの姑がいたとしても、実際には独身。つまりは家族がないので、軍の人員不足から、しょうがなく(断る理由がなく)兵士となっている。
さて・・・・・・。あらためて、戦中のフランスの立場を検証したくなったので、ネットで調査。そうしたら、ものすごく面白いサイトを見つけたっ!!。 『第二次世界大戦フランス空軍史』とGoogleで検索すれば、発見できると思う。残念なことに、詳しくはこことか書いて、直リンができるような技術は、私にはない・・・・・・・(涙)。
もう、爆笑しまくりだった。近々、このサイトの管理人にお礼のメールを送ろうと思っている。そのぐらい、私にはヒットしてしまったのだ。一字一句それを訳していったら、夫がタダの笑いじゃなくて、苦笑いに変わったほどだ。
フランス人の配偶者を持つ方、フランスに住んでいながらもフランス人との対応に苦労している方、フランスに憧れを持つ方、それとも、あくまで日本軍のほうが優秀だったと思いたい方・・・・・、いずれにしても、様々な立場から楽しめるサイトだと思う、ゼロでした。
また、これは、同時に仕事のネタになった、イエーーーーーッ!!。
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