ゼロの視点
DiaryINDEX|past|will
夕方、母、夫、そして愛犬マルチンと私で、近所を散歩した。マルチンは、メンバーがたくさんいるので、嬉しいようだ。そして、先頭を歩きたいらしい。
散歩の途中、母の顔見知りの人に何度かすれ違ったが、マルチンじゃないが、散歩メンバーが突然増殖したのと、よく見ると、彫りの深いのが中に混じっているので、驚いている人がいた(笑)。相変わらず夫は、散歩の途中でも、あらゆる看板だのなんだのの、平仮名を大声で読んでいた。
ソノ後、夫を連れて、クルマでカルフールへ行って見た。はじめて、日本のカルフールへいってみたが、あまり人がいなかった(笑)。
私達は、パリ市内、おまけにメトロの駅の真ん前という立地条件と、駐車する場所を探している時間内に、行きたい所へほとんど行けてしまうゆえ、クルマを持たない生活をしている。ゆえに、カルフールのような大型スーパーに行くことは、実はあまりない。たまーーに、メトロでもアクセスできるオーシャンに出向くだけだ。
そんな私達が、今回はクルマを利用して、カルフール・・・・・。どんな感じなんだろう?!?!、とちょっとワクワクしていったものの、そんなに面白くなかった。夫も同じ感想だった。
しかし、あるモノが非常に夫を感動させた。それは、何か?。
それは、高性能電動マッサージ椅子無料体験コーナーだった。とりあえず、夫を座らせてみて、私が勝手にプログラムを組んでみたら、突然複雑に彼の背後を椅子がマッサージしはじめて、夫は大喜びっ!!。
フランスでは、一度だけ、高速道路のサービスエリアで、大昔のタイプのマッサージ椅子が、有料で置いてあったのをみたことがあったが、もし、それしかしらないフランス人なら、こういったハイテク機器は、まさに信じられないのだろう(笑)。
ある程度、夫が驚くことを想定していたが、ここまで喜ぶとは思わなかった・・・、というリアクションを前に、ちょっと私のほうがひいてしまう。こんな製品を、もしフランスのカルフールなどに置いてしまったら、きっと3日も待たずに、壊れてしまうことだろう・・・、と思った。みんながはしゃいでガシガシ使用して、ぶっ壊れるのだ。で、いざ使用してみようとしても、みんな作動せず・・・・・、というコーナーを想像してしまった。
さて、夫はどのくらい座っていただろうか?!?!?!。おそらく小一時間ほど“魔法の椅子”を堪能していたと思う。店員も、外人にはあまりうるさくないようだった(笑)。
食料品売場では、なぜか、ホタルイカ、煎餅、薩摩揚げ等を欲しがる夫。なんでだ?。
ところで、カルフールのレジの人はいちいち値段を読み上げることはしなかったが、他のスーパーのレジの人は、各商品の値段を読み上げていた。すると、夫は、それを全部オウムのようにリピートして、とうとうレジの人が耐えられずに笑い出してしまった。
ま、笑ってくれるタイプの人だったからいいものの、そうじゃなかったら、本当に嫌がらせだな・・・と、思ったゼロでした。
|