ゼロの視点
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2003年06月07日(土) お宅訪問

 高校時代からの友人M宅へ。彼女は昨年の末に、とうとう購入したマンションへ引越し、夫と二人の可愛い息子とそこで暮らしている。

 彼女がそれまで暮らしていた世田谷の家は、よーーく知っていた。今回彼女の家を訪れる時、もう前の家じゃないのを、ふとさびしく思い、それと同時に彼女が着々と人生を構築していく様子に、嬉しく思ったりする。

 彼女の新しいマンションはO線Yランド前から徒歩5分という所。クルマで行ったわしらだったが、簡単に駅前まではアクセスできた。が、そこから一軒のマンションを見つけるのは、至難の業だった。おまけにこのあたりは、山を切り崩しているので、ものすごいアップダウン、プラス、道がクニャクニャと曲がりくねり・・・・・・。

 通りにいちいち名前のない日本。夫は常日頃、どうやって日本人は住所を確認して、お宅訪問ができるのか?、と首をかしげていたが、今回、私がすっかり道に迷ったせいで、ますます“日本人は変わっている”というイメージを強めたようだ。

 結局迷った私は、通りかかったところでバイクの整備をしていた一人の長髪の青年に、道を尋ねてみた。私が行きたい所からおそらく5分くらいのところだったのだが、実際に地図を見せて案内を請うと、彼もよくわからないと答える。あーーーー、困った・・・・・・。

 とはいえ、その青年はだいたいの予想はつくものの、言葉では伝えられないと言った。じゃ、ま、しょうがないか・・・、とお礼を言って立ち去ろうとしたら、青年がスクーターでその近くまで先導してくれると申し出てくれたっ!!。ああ、なんと心優しい青年。

 坂を上ったり、下ったり、右にも、左にもグネグネ曲がっていくスクーターの後を追いながら、どうやら友人Mのマンション近辺に到着したようだ。青年は、ここまではわかるが、さすがにこれから先はよくわからないと申し出た。わしらにとっては、ここまでしてれるだけでもう大感激。パリに旅行に来ることがあったら、絶対我が家に来て欲しいと、わが夫婦の名刺を渡して別れた。

 さて、これからどうしようか?、一息いれると、どうもそこから目の前にあるマンションが、友人Mから見せてもらった写真のソレを似ていることが判明・・・・。もしかしたら????、という淡い期待を抱えつつ、徒歩でとりあえず偵察してみると、ビンゴっ!!。そこは、友人Mのマンションだった。

 すっかりマイホームパパに変身してまい、幸せそうな顔を隠そうともしないMの夫と、そんな幸な家庭で、両親からのタップリな愛情を受けてスクスク育っているMの息子2人の姿に、ほのぼのしてしまった(笑)。

 さて、先日までの旅行以来、スタンプラリーと、御朱印にはまってしまっている我が夫だが、今回もそのノートを持ってきて、友人M夫妻に御朱印ならぬ、筆ペンでのサインを頼んでいた。Mは神社おより寺などで用意されているスタンプの代わりに、実印やらシャチハタなどの判子を、出血大サービスでたくさん夫に押してくれた。ああ、メルシー。


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