ゼロの視点
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2003年09月06日(土) おもいっきり、愚痴

 私は仕事。でも、夫は仕事が休みでずうっと家にいる・・・・、という状況。

 もう、ここまで書けば、何が言いたいのか、わかる人はわかるはず。そう、時々(というかしょっちゅう)激しく鬱陶しく感じる夫の存在。愛しているか否か・・・・、そういった問題じゃないわけであって。

 夫が家にいるだけで、落ち着かない。もちろん彼の家でもあるわけだから、彼が何を好きなようにしていても構わないはずなのだが・・・・。

 私の理想的な毎日の仕事スケジュールは昼に起床して、とりあえずミルクティーを飲んで、午後3時あたりにてきとーな昼ご飯を“PCの前”でとり、ネットで遊びながら気晴らしして、再び仕事に戻り、午後7時あたりに買い物へ行き、午後9時頃に夕食の支度兼食事という感じがベスト。そして、夕食時に夫婦の団欒と称して、色々話をして、午後11時までには、再び仕事に復帰したいのだ。そして、明け方まで仕事に没頭・・・・・。

 が・・・・・・・、夫が家にいると、ペースがグチャグチャになる。会社シフトが残っている夫は、午前9時には起床。そして、ご丁寧にも一日きちんと3回はハラをすかせる。午後1時を過ぎたら自動的に腹が鳴り出し、“腹が減ったーーー”などと言い出す。でも、私は、やっと寝起きの紅茶を飲んだところ。そんな時点で、昼食など作る気も起こらない。

 確かに、夫は自分で調理ができる。とはいっても、私が食べる気も起こらない、闇鍋ならぬ、闇料理なのだが。

 家にいるならば、ということで、夫に買い物をまかせる。が・・・・・・、買ってくるものは、缶詰や、冷凍食品ばかり。“食材”を購入して、それを数日間に渡って作り置きするなんて考えが彼には存在してないことだけが、よくわかるというもの。

 夫の作るものは食べたくない(マズイ)&散財したわりにはまったく料理の役にたたないものを目の当たりにして、激しくガックリする私。もし、夫が家にいなければ、夕食だけクローズアップして考えておけばよかった生活に対して、一日3食、作らないとしても、気持ちのどこかで気にしている生活は、激しく私の仕事への集中力を奪っていく。

 ゆえに、私が不機嫌になる。不機嫌な私を見て、夫が不機嫌になる。そして、イヤミの応酬に発展していき、大喧嘩になる・・・・、というわけだ(汗)。ああ、本当に悪循環!!。すべてが夫のせいではないのはわかっているものの、どう考えても、夫が会社に行っている時のほうが仕事がはかどっていたことは確かでもあり・・・・・。そんなジレンマが、遅筆になるたびにムクムクとアタマをもたげる。

 休み気分の夫は、もともとの性格もあり、妻に激しくかまってもらいたい、というタイプ。なんで、そんなタイプと結婚したのかという自問自答と、構わないときは、徹底的に構わない私という人間を、夫は妻にしたのか今となっては謎だが(笑)、時に、激しくギクシャクしてくる。

 おまけに、私は不幸なことに非常にダイレクトな性格ゆえ、ついついキツイ言葉を口からコロっと飛び出させる。その言葉に夫が反応して、逆ギレして、あっという間に、戦火があがる・・・・・・。ああ、こんなことしている暇はないのに、と、思いつつ、頭の半分が熱くなってくるので、夫の言葉にまた激しく反論・・・・・。

 不毛・・・・・・・・・・・・・・。

 “ああ言えばこう言う”というレベルで言えば、夫は王様であり、私が女王様である限り、大変になことになるわけであり・・・・・。言葉の殴り合いというのがピッタリ。あとは、ゼーゼー、ハーハー。

 夫曰く、ここまで言葉が達者で嫌な性格の女性とはじめて暮らしたと言えば、それは私も同じであり。ここまでのアホは知らんっ!!、という感じ(苦笑)。要は、男女という決定的な性別の違いを抜けば、非常に似たもの同士ゆえ、意気投合すれば凄いが、近親憎悪を招く可能性もある、ということですな・・・・。

 私の原稿の校正者としての夫の存在はあるものの、あくまで校正。それまでのアイデアの熟考は、もちろん、すべて私。傍から見ればボーっとしてたり、何もしてないように見えても、常に何か考えている。そんな時に、飯だのなんだのと気をとられていると、アイデア自体がぶっ飛んでしまう。

 ただ、どこまでが遊びでどこからが仕事がわかりにくいという難点が、夫にはつきまとっていることだと思う。これには私自身でさえ同意。だって、相手の動きがはっきりとは見えないのだから・・・・・・。

 実際に自分の事務所を持つことも考えたが、たかが一冊の本に対して、そこまでの出費はばかげている(確実な赤字になる)のでやめた。ネットカフェなどで仕事したら。という意見もあったが、カフェに数十冊の本と、資料などを運ぶことを考えると毎日が引越しになるので、これも今のところ却下(ま、たいしたことのない原稿でも、時には一行一行の確認が必要ゆえ、たくさんの資料が必要になる)。ゆえに、どうしても、我が家じゃないと働けない私。実際、辞書だけでも最低6冊は肌身はなさず使用しているゆえ・・・・・。

 おそらく、まだとうぶんバカンスなはずの夫・・・・・。どうなるんだろう、わしら?!?!?!?!。

 とにかく、今思うことは、この仕事が終わったら、一生夫と仮に少しだけでも共同作業になるようなことはしないであろう、ということ。また、それを日々強く思えば思うほど、夫婦単位で店をやったりしている人達に対しての、畏敬の念が激しく生じる日々でもある、ゼロでした。


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