ゼロの視点
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昨日の昼は、S嬢を招き我が家でランチ。期間限定で、我が家のサロンだけがキレイになり、人を呼べるようになったので、急いでやってきてもらった(笑)。先日まで日本へ里帰りしていたS嬢は、色々な日本食良品のおみやげをもってきてくれ(新米もっ!!)、感激の涙をながしそうになった私。そして、今晩はE嬢ととある中華レストランで夕食。
立て続けに、仕事と関係なく、夫の国へ嫁いできた外国人妻としての立場を思う存分話すのは、とても楽しいものだ。S嬢とは、特に姑の基本的なところ、つまりはおブルジョワの専業主婦(働いた経験なし)で、カトリックとカチコチの道徳が入り混じったところが奇妙にも似ていて、話がはずむ。
特に、どうも我々の姑というのは、“苦しんでこそ人生”と勘違いしているところがあり、それがさっぱりわからん、というわけだ。わざわざ手のかかる方法ばかりを選び、それに苦悩して、そうした自分に酔っている?、と突っ込みたくなることもしばしば。
そしてE嬢とは、自分たちの選択とはいえ、ちょっと双方の“おこちゃま夫”の取り扱い注意点などを話しあう。殊に、E嬢はここのところ猛烈に自分の夫に対して腹をたてているとのことで、料理をつまみながら、楽しみながら夫を懲らしめる方法を伝授(笑)。
E嬢は、今まで仕事と家の往復で非常に疲れきっていて、休日もヘロヘロになっていることも多く、なかなか会う時間がなかったので、とてもいい機会だった。明日も仕事だからゆっくりしていられない、というE嬢だったが、きがついたらレストランの閉店まで二人で話していた(19〜24時)。
後につくづく思ったが、嫁と姑の問題、そして夫婦喧嘩の原因など、古今東西同じ、ということ。それぞれの立場で抱く不平不満もほぼ似通っている。実に笑える。
あまりに、ありふれた問題であり、永遠の問題でもあり。
だからこそ話が盛り上がる。
その後、ほろ酔いで気持ちよいいままアパルトマンのエントランスに入ると、暗闇に人が・・・・・。
ギョッとして明かりをつけると、それは夫だった。どうやら暗闇で鍵を探していたらしい。
夫は暗闇が好きだ。電気をつけずに生活ができるように・・・、とわけのわからないことを言いつつ、時々訓練している・・・・・。私としては、訓練すべきことが他にあるんじゃないの?、と思うが。
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