ゼロの視点
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2007年11月18日(日) 木枯らし1番

 昨晩から泊りがけで来ている MF嬢が階下で動き出した音で、目が覚める。そして、時計をみると・・・・・、なんと、昼過ぎ・・・・・。いやあ、しかしよく寝た。が、なんとなく半日損をした気分で、慌てて下におりていき、ご飯の支度。

 いい天気なので、家中の窓をあけて網戸にして換気。ところが、だんだん風がつよくなってきて、いつの間にかとんでもないことになってきた。そう、木枯らし1番が吹き始めたのだ・・・。実家の目の前は、某学校なのだが、校庭の枯葉が宙に激しく舞っている。

 そんな模様を、窓からじっくりみてみようと顔を外へ出した瞬間、右上方からポスターのようなものが、“ヒラリっ”とはがれ落ちていく様子が視界に入ってきた。それにしても、大型のポスター?、どこから?、等と思ったのもつかの間、それがポスターじゃなくて、我が実家の2階の雨戸だということに気がついて、大慌てで外にソレを拾いに行く・・。


 わが実家の雨戸の多くはストッパーが壊れたままになっていた。が、皆それに慣れていたので、ストッパーがなくても不自由なく生活していた。が、昨年の冬に、たまたま泊りがけで遊びに来ていた、友人YK嬢が、気を利かせて朝、1階の雨戸を開けてくれたのだが、彼女はこんな我が実家の事情は知らないから、思いっきり雨戸を外して、落としてしまったのだった。

 それも2回・・・・・。ま、そんなこともあるよ、わはは♪、と軽い気持ちでいたのだが、どうも雨戸が落ちた箇所が固く歪んでしまったらしく、その夜に雨戸を閉めようとしたら全然閉まらなくなっているのを発見、パニックになったものだった。

 というのも、その時、私は翌々日の早朝にはパリに戻ることになっていたから・・・。長期間不在にする家の雨戸が壊れたまま・・・、というのはどうにも耐えられない。が、修理するにも時間がない・・・、どうする?、と、YK嬢とない知恵を絞りだした結果、1階と2階の雨戸がほぼ同じ大きさなので、それを取り替えて、とりあえず1階部分の雨戸だけでもキチンと閉められるようにしよう、ということになった。

 結局、それでも時間切れで、私は雨戸の入れ替えすらできないままパリに戻ってしまい、私のかわりに近所のおさななじみMT嬢が、後日私の実家に入って、雨戸を交換しておいてくれた。

 そして、その応急処置のまま、本日に至っていたのだ。1階から2階へ移った雨戸は、少しだけ小さいので、ヘタな開け方をすると、雨戸ごとスッポリと外れやすいことは百も承知だったので、そうならないように注意していたのだが、今回の木枯らし1番で雨戸がずれ、吹っ飛んでしまったのだった・・・・・・。

 
それにしても、ふと私が顔を出した瞬間に雨戸が落ちるとは・・・・!。



 幸い雨戸が落ちたのは、庭の中・・・・。これが道路側に落ちて、なおかつ、人間の上だったりしたら・・・、とMF嬢と想像してゾォっとする。それにしても、さすがに2階から落ちたので、雨戸が完全にねじれ、歪んでしまった・・・・・・。

 今回は帰国までにまだ1週間以上あるから、余裕。でも、金銭的には打撃・・・・。板金に出すのか?、それとも古い雨戸だから、この際全部取り替えろとか業者に言われて、泣く泣く大金を払うようなことになるのか?、と、資金繰りを考えはじめ、どんどんどんよりしてきた私。

 さっそくネットで雨戸の値段とかを調べてみるが、よくわからん・・・(涙)。そのうえ、どんなところに修理を依頼していいのかも、よくわからん・・・・(号泣)。わからんづくしで、しばしボーっとしていたが、それでも人の上に落ちて慰謝料とか払うようなことを考えれば、安いものだ・・、という結論に至り、どんな出費になろうとも、なんとかして捻出しようと決めた。

 そして、ふとそんな時、以前に某ホームセンターがはじめた《便利屋部門》が出来た、というチラシを見たことを思い出し、さっそく電話。腹をきめると、こうもアタマがさえてくるのか?、という感じだったが、思ったとおりここの《便利屋部門》で、雨戸修理をやってもらえることになった。やったぁ!!!!!!。あっという間に解決っ♪。

 相変わらず値段については見当もつかないので、戦々恐々としていたものの、それでも目処がなんとかたったので、とりあえずホッとしたゼロでした。


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