KENの日記
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2000年09月09日(土) 藤沢市民オペラ「ラ・ボエーム」

藤沢市民オペラの「ラ・ボエーム」を見てきました。埼玉浦和から神奈川の藤沢まで2時間程度かかるのですが行った甲斐がありました。演奏者は以下のとおりでした。

ミミ:菅英三子、ロドルフォ:福井敬、マルチェルロ:工藤博、ムゼッタ:半田美和子

合唱:湘南コール他、オーケストラ:藤沢市民交響楽団、指揮:広上淳一

ミミを歌った菅さんが仙台出身で、仙台では非常に有名で(もちろん全国的にも有名ですが)仙台で何度かコンサートに行く機会があり、すばらしい声と親しみやすく真っ直ぐな人柄にすぐにファンになりました。その後テレビでは見てきましたが、今回、藤沢市民オペラに出演するとの情報を得たので行ったというわけです。演奏は1幕のプロの歌唱がすばらしく、また2幕では100人を越すだろう藤沢市民の歌演技が観客を圧倒しました。3幕では演奏の混乱からか広上さんの指揮棒2本振りが見られましたし、4幕ではオーケストラの不具合があるものの、プロの歌手の立派な歌を聞く事ができました。

菅さんのキャラクターが「はにかんだお針子さん」には少し合わない(理性的すぎる)ところがありましたが、歌唱は相変わらず安定していて立派でした。一流のソリストをそろえたとは言え、市民の力でこれだけのオペラが上演できることはすばらしいことだと思いました。




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