今回の日本帰国の際に日本で探し回ったものがあります。それは「シンドラーのリストのテーマ曲」でした。コロンボのとある高級雑貨店に入った瞬間、誰の演奏かはわかりませんが「シンドラーのリストのテーマ」がかけられていて、聞いたとたん瞬間的に氷ついてしまいました。忘れていた昔の映画の記憶を鮮烈に思い出したこともありますが、その音楽の美しさに引き込まれたのです。店員に聞いたところ、店のご主人がフランスで買ってきたCDだとのこと。はじめの主題がチェロで奏でられ、次にバイオリンに受け継がれています。編曲も演奏もかなりの水準だと感じました。(音楽に飢えていたこともあるのでしょう) 日本で同じCDを探そうとCDショップを色々漁ったのですがありませんでした。インターネットで検索しても、それらしきCDは見つかりませんでした。結局他の演奏家の二枚のCDを購入してきました。一枚は「パールマン・ウィリアムス」の演奏、もう一枚は、「ローラ・クリスティーナのAMOROSSO」です。パールマンの演奏はさすがにすばらしいです。映画の記憶が蘇ります。でももうひとつ満足できないので、今度雑貨店に行ってコピーしてもらうか真剣に考えています。
このほかに今回は多くのCD・ビデオを持ち帰りました。これでしばらく音楽の飢えを癒すことができると思っています。因みに前に私が持ち込んだCDで、コロンボで聞いてしっくりくるものは・・・ピアソラのタンゴ。場違いの代表格はシベリウス交響曲二番(バーンスタイン)です。
|