今日は正月なので、会社は多くの人が休みを取っていてガランとしているし、街中も車の数は非常に少なかったです。昼休みに道路の渋滞がないので、ランチにインド料理を食べることにしました。行ったところは「Amaravathi」という南インド料理のレストランです。ゴールロードのレヌーカホテルの向かいの道を少し内陸側に入ったところです(急にローカルな説明になってすみません)。
日本でインド料理に結構はまっていたので、東京のインド料理レストランにはかなり行ったのですが、その殆どは北インド料理なのですね。基本的にタンドーリという釜でナンを焼いたり、香辛料に浸したチキンや魚を料理したり。カレーの味付けも香辛料にアーモンド・ミルクなどを加えて洗練された味付けになっていました。
「Amaravathi」のカレーは、南インド料理なのか、スリランカ料理なのか区別がつき難いのですが、非常に単純に鮮烈に辛かったです。バナナの皮の上にライスが盛られ、別々の容器に盛られた何種類かのカレーを勝手にMixして食べるのです。手でMixするところに醍醐味があるのでしょう、くどく催促するまでフォークとスプーンを持ってきてくれませんでした。ボーイの人は「手で食べれば美味しいのになぜスプーンでたべるの?」という顔をしていました。激辛のあとの甘味は非常に美味しかったです。
私の勝手な想像ですが、南インド(スリランカも含めて)には、「焼く」という料理法は少ないようです。「香辛料と一緒に炒める」が基本原則のようです。北インドのタンドーリのような料理法の変化には乏しい感じがします。それを補っている味のバラエティと素材の幅広さにはすごいものがあると思います。頭の汗腺から汗が出てくるのがわかります。これって頭髪の発育にはいいのかも知れないとひそかに思っています。
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