先週の土曜日職場の懇親会があり私も参加させてもらいました。日本であれば会社の帰りに駅前で「一杯」ということが可能ですが、こちらはバス・列車の交通の便が悪いし、そうした場所もないので(原因はどちらなのかわかりませんが)普通の仕事の日にはそうした催しはありません。そのかわり今回は土曜日の朝から夕方までたっぷり遊びました。
とにかく時間が長いので、幹事さんが知恵を絞った企画がフンダンでした。職場対抗クリケット、綱引き(スリランカでは人気のスポーツです)、50m走、歌、ダンス、ビールの早飲み、ダンス、弁当を食べながら談笑と日本の町内運動会を想像してもらうと近いかもしれません。クリケットは本格的な試合は何日もかかるのですがこの日はトータルで4時間ほど。
以前の似たような懇親会に招待され、ウイスキーをたっぷり頂いてしまい、早々にダウンしてしまったので、今回はアルコールの量をセイブして、長丁場に備えました。「草クリケット」の真似事もできたし40歳以上50m走では久しぶりに全力疾走できたし、いい気分転換ができたとともに、職場の人の仕事意外の面を発見できて有意義でした。
振り返って日本でのことを考えると、日本の懇親会は「アルコールの勢いを借りて、会社からの帰り道の短い時間をいかに楽しむか」ということに知恵が絞られているのですね。駅前の飲み屋・酔っ払いを運ぶ夜中の終電、そして二日酔いサラリーマンのために駅前の薬屋。職場の同僚と楽しいひとときを過ごす・気分転換をはかるためのインフラが整備されているのです。しかし、これって決して健康的ではないですね。
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