スリランカでは、列車・バスの便が悪い(事故が多くて危険でもあります)ので、通勤とか旅行の移動はほとんど会社から貸与されている車になります。ガソリンはリットル60円くらいですから日本の2/3くらいでしょうか。バス代は値上がりしたとはいえ最低運賃が10円くらいなので、ガソリンは割高なのです。
車での移動時間が長いので、車内で音楽カセットテープを聞くことになります。「さいたま市」の我が家には、まだCDが高価だった頃にFM放送やレンタルCDから音楽を録音したものが沢山残っているのです。廉価版CDが出始めてたり、録音が面倒になったりで、しばらくカセットテープを聞く機会はずっと減っていました。しかし、コロンボの生活が始まってかつて録音したカセットテープが再び活躍することになりました。8月下旬に妻をコロンボに招待した際にもテープを持ってきてもらいました。
FM放送からの録音はどちらかというと「演奏会の録音」(録音用ではなくて)を中心にエアチェックしていたので、とても新鮮に聞こえるのです。クラッシックのCDを持ちこんではいるもののライブ録音のものは数えるほどしかないので、そうしたものばかり聞いているとどうしても飽きが来てしまいます。
ついでに言うと、コロンボではクラシック音楽の演奏会の回数は非常にすくないのです。また、コロンボで視聴できるケーブルテレビやラジオは、まったくといっていいほどクラシック音楽を放送しません。クラシック音楽CDを捜すことはかなり困難なことです。
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