今週月曜日の早朝スリランカに帰国し、そのままこちらの忙しい仕事になだれ込んでしまったので、今日(土曜日)は宿舎で体を休めています。スリランカ南西部のコロンボは雨季から乾季への変わり目で今日は終日雨が降っています。テレビで週末の楽しみであるイギリスプレミアリーグの試合を見ています。午前中は、マンチェスターユナイテッドの試合。ちょうどベッカムのフリーキックが直接ゴールインするシーンに当たりました。午後は今リバプールとマンチェスターシティの試合で、マイケルオーエンがハットトリックを決めました。ベッカムもオーエンを体はそれほど大きくない(むしろ小さい)のにそのサッカーセンスはすごいです。ベッカムのパスは常にといっていいほどシュートチャンスにつながりますし、オーエンの何気ないステップはとんでもない運動神経の賜物です。
「マンチェスターとリバプール」といえば、大昔たぶん1960年代後半頃のイギリスのヒット曲ひとつです。そのころから、マンチェスターとリバプールはいろいろな面でライバルだったようです。この響きは私にとって大変懐かしいものです。多分多くの中年の方も同じだと思いますが・・・・。そう深夜放送のビタースイートサンバで始まる「オールナイトニッポン」です。もう35年前の昔です。日本放送のホームページで調べてみると、オールナイトニッポンは1967年10月から始まっています。私の記憶では中学校一年ごろから深夜放送を聞き始めたので、放送初期の時代です。
当時のパーソナリティで覚えているのは、月曜日の糸居五郎さん、火曜日斉藤アンコウさん、木曜日の今仁哲夫さん、しばらく後に参加された土曜日の亀淵昭信さんといったところ。信州の田舎でラジオの音量が大きくなったり小さくなったりするのに一生懸命に聞いていました。特に糸居五郎さんの日はシャレた洋楽を紹介されていて、へんな名前のジリオラチンクエッティとか社会の産業革命で習った「マンチェスターとリバプール」という名前が頭に焼きついたものでした。また、今仁哲夫さんの「異常に子供に理解のある大人の人」みたいな話振りはとても人気がありました。
今はどうなっているのかしら。携帯電話とインターネットを通して、チャットやメールのやり取りができるので、深夜放送の人気も下火になっているのではないかと思います。
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