26日SOSL(Symphony Orchestra of Sri Lanka)の演奏会に行ってきました。今日は仕事で忙しく七時からの演奏会に間に合うかどうか危なかったのですが、何とか一曲目の途中で女子大学の講堂に滑り込むことができました。曲目は、「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲、ベートーベンの三重協奏曲、エルガーのエニグマ変奏曲でした。入場料はRs400。ほとんど満員の入りでした。
スリランカはイギリス植民地であったせいかエルガーの曲が演奏される機会が多いようです。12月のクリスマスコンサートでもチェロ協奏曲が演奏されます。メインのエニグマ変奏曲は少し冗長な感じがしました。14曲の変奏曲をそれぞれ特色があるのですが、これをキチンと表現するにはすべての楽器が相当程度のテクニックが必要になります。全体合奏が含まれるいくつかの曲は雰囲気もでていて楽しめました。危ない曲もありましたが。ベートーベンの協奏曲は三人のソロ奏者が結構達者なので楽しめました。特にピアノが入るとテンポが安定し音楽が引き締まりました。空調のない舞台で照明に照らされるソロ奏者にとって暑さは大変なようでした。聴衆も汗だくでした。演奏の途中で携帯電話が鳴ったですが、そういうところは日本と変わらないです。
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