KENの日記
 < 過去  INDEX  未来 >

2002年10月28日(月) プロジェクト

今こちらの会社で重要なプロジェクトが進行中で、他の会社からも多くの社員がプロジェクトに参加しています。そのメンバーの出身をざっとあげると、日本(私)、スリランカ、パキスタン、ドイツ、イギリスということになります。それぞれ、コロンボ、シンガポール、香港、東京などを拠点にしている人間で顔をあわせる機会はそれほど多くなく連絡はメールが中心になっています。


このプロジェクトに参加してみてつくづく思うのは、日本人だけのチームがいかに効率がいいかということです。日本人同志では当たり前の会議のルールとか議論の進め方がまったくといっていいほど通用しないのです。お互いを理解するのに相当時間がかかります。ひょっとして最後まで理解できないかもしれません。ただこういう顔ぶれだと「何でもあり」なので、すごい成果が出る可能性もあります(今回はとてもそうはならないようですが)。日本人同志のプロジェクトはひとつの方向に収斂しやすいので平均して失敗はないものの、期待を大きく上回るということは難しいでしょう。


私はこういう機会は初めてなので、こうしたプロジェクトは大変勉強になります。でも、自分の主張ばかり勝手に意見を言い合って、何回も振り出しに戻るようなことはやはり非能率だと思います。




Ken [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加