KENの日記
 < 過去  INDEX  未来 >

2014年09月09日(火) イスタンブール経由ナポリ到着:ナポリ1日目

「イスタンブール到着」
トルコのイスタンブールを経由してナポリに到着しました。経由地のイスタンブール到着はほぼ予定通りの現地時間の朝5時40分。イスタンブール直陸後かなり長い時間タクシングして空港ビルから随分離れた場所に停止しました。空港バスで空港ビルの到着ロビーに移動し、そこで「トルコ国内観光組み」と「国際線乗り換え組み」に分かれてそれぞれ手続きを進めます。トルコは日本人に人気が高いようで3組のツアーが空港ビル入り口で集合していました。

一方イスタンブールはハブ空港だけに「国際線乗り換え客」もかなりの人数です。長い列に並んで手荷物検査を済ませて2階の国際線出発ロビーに上がると、前回同様そこは早朝とは思えない程の混雑ぶりでした。それも様々なファッションがあり、様々な肌の色ありです。イスタンブールが乗り換えハブ機能を果たしていることが良く分かります。ここからヨーロッパ・中東の国々に向かって乗り換えて行くのでしょう。

乗り換えに長時間かかる人には出発までの過ごし方が様々あります。トルコに入国して短時間の観光もできますし、ビジネスクラス以上の客は評判の高い「ラウンジ」でゆったり過ごすことができます。そして多くの一般旅行客(エコノミークラスの乗客)はそれぞれのやり方で時間を過ごします。寝る人、食べる人、買い物をする人。

私達は軽く食事を取ってからトルコに入国してみることにしました。トルコ空港から地下鉄に乗って市内中心部に向かう方法を確かめるためです。早朝の地下鉄駅はガランとして非常に寂しい雰囲気でした。現在イスタンブールでは「イスタンブールカード」なるものを普及させようとしていて、乗車ごとに支払うより大分安く地下鉄を利用することが出来るようになっています。空港の駅でこのカードの購入方法を確認しました。その後空港の外にでてトルコの空気を吸ってみました。印象に残ったのは豊富に実った「オリーブの樹」と「人を怖がらない野良猫」でした。

ナポリに向かうトルコ航空便は午前11時45分出発予定でしたが搭乗手続きは大分開始は遅れました。それでもナポリに行く乗客が予定時間から我慢強く並び整然と搭乗すると、飛行機はそれ程遅れることなく動き出しました。しかし昼を挟んだイスタンブール空港は出発ラッシュのようで、滑走路が離陸許可を待つ飛行機の列ができています。ここで大分時間を費やして飛行機は離陸しました。ナポリ便は頬満席状態。前に乗ったときは日本人は我々だけだと思われましたが今日は大分多くの日本人を見かけました。

「ナポリ到着」
ナポリの入国審査窓口のサービスレベルが非常に低いことは全く前回と同様でした。審査窓口がひとつしか開いていなくてそこに大勢の到着客が押し寄せます。他の空港職員が昼御飯から帰ってこないためだろうと思われました。本来優先的に入国処理してもらえる「イタリア人・EU諸国の人達」も外国人と同じように長い列に並ぶことになるので文句を言う人が何人か居ました。私達も不満はありましたが、どっちにしろ預けた荷物が出てくるのは時間がかかることは分かっているので我慢しました。このサービスの悪い入国処理のお陰で預けた荷物を待つ時間は比較的少なくて済みました。変なところサービス時間の帳尻が合っている感じです。

ナポリの空港でナポリ市内観光に便利な「アルテカード」を購入して早速空港バス(AriBus)乗車に利用しました。ナポリの空港は市内に近いですが、地下鉄が通っていないので公共交通機関はバス利用だけということになります。空港バスは「空港−ナポリ中央駅−市民広場(観光拠点)」に停車します。市民広場は観光拠点ですが、人と車が集まるビジネス街にもなっているために物凄い渋滞で空港バスは何回か立ち往生しました。

結局目的の市民広場停留所に行き着くことを諦めた運転手は停留所から数百メートル手前で運行を諦め、乗客は途中で下車して歩くこととなりました。私達も旅行荷物を引っ張りながら数百メートル歩くことになりました。石で舗装されたナポリの道は、「ごつごつ」しているので手荷物ローラーを引っ張るのは結構力が必要でした。

「ナポリのホテル:キアイア・シャルメ・ホテル」
今回のナポリでのホテルは観光名所に行くのに便利なキアイア通りにある「キアイア・シャルメ・ホテル」です。日本のテレビの旅番組でも紹介されたことのある古い建物を改装したホテルです。前回はマリーナ通りに近い現代的なホテルに宿泊したので、今回は古い建物を利活用したホテルを選んだのでした。「キアイア・シャルメ・ホテル」は昔の裕福な人の住宅の3フロアをホテルに改装したものです。フロントは2階で私達の部屋は3階。部屋の中は一階部分が洗面所で、室内にある狭い階段を上った4階に寝室があります。古いエレベータがガタガタ言いながら動いています。客室のベッドなどの調度品も時代物で揃えていますが、トイレ・風呂などは現代的に作られています。荷物を解いて少し休んでから早速市内観光に出かけました。

「ヴェロメの丘」
ナポリ1日目の目玉はナポリ西方の「ヴェロメの丘」です。ホテルから程近い「アウグステオ駅」からナポリ名物のケーブルカー(セントラル線)でヴェロメ丘の上に行き、そこから歩いて最初の訪問場所の「サン・マルティーノ修道院美術館」に向かいました。この修道院はヴェスビーオ山を背景にしてナポリ市内を一望できる場所にあるためにナポリ市民(カップル)の憩いの場所にもなっています。

修道院内の教会には大変迫力のある宗教画が保存されています。ナポリ派の画家達はルネサンス後のバロックに活躍した人達が多く、カラバッジョの影響もあって「光と影」を大胆に描き分けます。その結果画面全体は非常に暗い感じになることが多く、題材も「受難」場面が多いので、続けてみると少し疲れてしまうことになります。その気分を救ってくれたのが修道院からの素晴らしい眺望でした。修道院の南側の展望ベランダからの眺めは最高でした。また修道院の外の広場の道際にある眺望場所も展望スポットでカップルが大胆に「熱いキス」をしている場面に出くわしました。さすがは情熱の国です。

「ダンテ広場」
サンマルティーノ美術館の帰りは別のケーブルカー(モンテサント線)で降りて「ダンテ広場」に向かいました。ダンテ広場は交通の要衝で、バスでダンテ広場への行く方法、およびダンテ広場からのバス線の通り道を覚えておくとナポリ観光は大分楽になります。

またダンテ広場からはナポリ歴史地区の「トリブナーリ通り」が東に延びています。その入り口近くにはナポリ音楽学校があり楽譜ショップの「SIMEORI」があります。既に夕方になっていて「音楽学校」「シメオリ」共に既に閉まっていました。旅の思い出に音楽学校の西側で楽器ショップが並ぶ「サン・セバスティアーノ通り」をブラブラ歩いてウインドゥショッピングを楽しみました。

「ナポリ最初の夕食」
最初のナポリでの食事はホテルにも近い地下鉄「Toredo」のピッツエリアで頂くことにしました。地下鉄トレド駅の一本西側の通りを目指していると、道行く人達からテレビで放映されて有名になった「Nennella」に案内されます。近所の子供まで親切に「Nannellaは直ぐそこだよ」と教えてくれました。しかしNennellaは混雑しているし、最初の日は「ピザ」を食べたかったのでピザ屋の「Prigiobbo」に行くことにしました。

「Nennella」の少し南に客の全く入っていない小さなピッツェリアがあり、最初は通り過ぎてしまいましたが戻って確認してみるとそこが「Prigiobbo」でした。ここでは当然ですがマルゲリータを食べることにしました。食べ過ぎ注意なので、前菜の3種類の地元野菜料理とマルゲリータ(一枚)、ハウスワイン(500cc)の夕食を注文しました。

ところが「地元野菜の前菜」は矢鱈に上手いし、マルゲリータは文句なし、店内は空いていて直ぐ料理が出てきそうなので、我慢できなくて「トマトソースのスパゲッティ」を追加注文してしまいました。これはイタリア人定番の料理で感激するほど美味しくて二人でペロっと食べてしまいました。大満足の夕食は二人で20ユーロ。大満足。

この後は観光客・買い物客で賑わうトレド通りを下ってホテルに戻りました。長い1日でした。日本のピザ屋さんでもそうですが、美味しいピザ屋さんは「ピザ窯周辺」がキチント整理・整頓されています。「プリジョッボ」のピザ窯周辺も几帳面に整理されていました。ナポリは今日が満月(中秋の名月)のようで丸い奇麗な月が見えました。




Ken [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加