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2005年06月08日(水)
銀杏BOYZというありえない世界の中心で愛を叫ぶ獣

皆さんは「銀杏BOYZ」というものすごい強烈なバントを御存知か。
パンクだかメタルだかロックだか。
とにかくものすごい曲をものすごいいきおいで歌い奏でるものすごいバンドだ。

マイナーだが、人気は確かだ。
ボーカルのミネタというお兄ちゃんが病んだ少年少女達のカリスマだ。
カリスマなんだが山形弁だ。山形弁でずっと語る。わけのわからない話をずっとずっと喋り続ける(死んだおばあちゃんの話とか)。それを聞いて客は涙する。アンコール前に寺山修二の詩を朗読しだしたりする。GIGの最初に流れてきた曲は「大地さんしょう」だ(團ちゃんで言う所のビーマイベイベー)。曲が始まるといきなり客は逆さまになり、ミネタはダイブし、マイクをくわえ、よだれをたらし、スニーカーを紛失し、客の上で歌い、泣き、大変な騒ぎとなっている。
そしてGOINGよりたぶん人気がある。(曲がヒットしている訳ではないのに)

てゆうかなんでそんなバンドのライブに?って感じだが、そんなバンドのライブにGOINGがゲスト出演するってんだから行かなきゃなんねーべ?!

しかもしかもIN 富山!

GOING初富山!

ええ、行ってきました。銀杏の曲、1曲も知らないけど行きました。
(これは5月29日の話ですが、それがなにか?)


約4ヶ月ぶりの生赤子。

期待どうり、かわいかったです。
もれなくかわいかったです。
かわいくてかわいくてかわいくてどうしていんだかわからんとです。
赤子です。

なんであんなにかわいいんでスカイ?うどんでスカイ?
なんでジョリマダムは同じ瞬間に萌えなんですか?
汗が目に入って苦しそうな顔に萌えまくりなんです。
頭をブルブルして犬みたいでかわいかったんです。
「かわえーかわえーかわえーなーおいおいおいおい」
って銀杏ファンの中心で愛を叫びましたよ。(嘘。一番後ろのはじで見てた)

GOINGの出番は正味30分ほどでね、んじゃ、ちょっとだけ銀杏見て出よっかって感じだったんだけどさ。

わしら、もみくちゃになるの嫌で一番後ろで壁にもたれながら見てたんだけど、その後ろが機材とかのブースになっててね。
そこにさ〜銀杏のGIG見に、赤子が来たのよ。

わしらのめっちゃすぐ後ろ、そこに立って目を細めながら銀杏を凝視してんのよ。

ちょっと段差あったけど、手を伸ばせばそこにですよ。
足首をぎゅっとつかむことも可能な位置なんですよ。

銀杏ミネタの奇行に目を奪われながら、後ろの赤子も気になる木。

いつまでたってもそこから動けないジョリマダム。
本当はもう出ていって生ビールで赤子に乾杯したいってのに、赤子がそこにいるばっかりに。
動けないじゃない!!!


フォーーーーーー!!!(腰振りまくり)



でもどうしてもミネタのブラックトークについていけなくなり、相方の腰も限界が来たので、赤子の顔を凝視しつつ、ライブハウスを後にしました。



電車の時間まで、あと1時間。




そのたった1時間の中で、生ビールを3杯のみ、終始赤子がかわいかったという話だけをし、僕らは帰路につきました。



あぁ。


怖いくらいに僕らはいつも以心伝心。