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■ 初詣の知能犯
風邪っぴきのあたし、我が家の薬箱から いつ誰から貰ったものか不明の薬を風邪薬だろう推察、飲んだ。 暇だったので、インターネットで検索したら吐き気止め。 でも なんかそれが風邪によく効いている。
だから 『つれてけ〜』と泣き叫ぶ みかんさんをなだめて 初詣。
で、いろんなものをみんなで食べまくった。 もちろん賽銭は、いくらいれるかを皆で議論し、結論に従い お参りはすませた。
参考結論→5円(御縁があるように) 10円→(遠縁) 15円→(十分な御縁 *よくばってはいけない)
寒い外で食べる温かいものは、何でも美味しい。 従兄弟は得意げにお好み焼きを抱いていた。 「ねえ、お好み焼き 温かいうちに食べた方が美味しいよ」 『いや、いや 冷めた方が美味しいんだな』 あたしのススメを無視して、その代わり、あたしのたこ焼きをくれと言ったから1個あげた。
絶対 あったかい方が美味しいのにバカだと思って従兄弟を見ていたら、以外とかしこかった。妹にジャガバターを貰い、次に父のからあげを食べ、母のベビーカステラを食べ、弟のイカを取り上げ、結局、帰りの車の中でお好み焼きを一人で食べていたのだから。 なんて奴だ! 知能犯め!
だが、知能犯も失敗をする。 従兄弟はバイトを仮病で休み、初詣についてきていた。 それが、どーいうわけだかバレた。 世の中は案外 狭かったらしい、いや 町内か?! だから あまりにも可哀相だったから親切なあたし、 「嘘じゃないよ。これは毎年の家族親戚行事なの。だから あたしは従姉妹なのよ。全然、彼女じゃないからね。ホントにホントに違うんだから!」 電話で証言してあげたが、どうやら説得力がなかったらしい。 従兄弟は泣き笑い。
家に帰ると、みかんさんがお鏡のみかんをくわえて、走りまわっていた。 我が家のお鏡のみかんは、梅干みたいにつぶれている。
2004年01月03日(土)
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