大蔵大臣な母 - 2004年07月09日(金) 兄の結婚式を明日に控えているのに 着ていくモノも決まってない私。 しかも結婚式なんて成人してからは初めて。 母は 「親族だから着物レンタルね」 なんて言ってたケド着物なんて成人式に着たっきりだよママー。 そして母上京。 着物レンタルって話してたのに今日になって 「やっぱりドレス買おうか」 「はい?」 しかもドコで買おうかって話になり 「品川?桜木町?」 などなど土地勘の無い所で買い物しようとしてる。 買い物どころか迷子になるぜ(謎) 私もドッチの駅も利用率ゼロに近いから 馴染みの駅まで出てもらうコトにした。 しかも丁度セール中なんだよね。 売り場に行くとあるわあるわゴテゴテした服が(((((;゜д゜))))) パーティー用の服ってどうしてこんなにゴテゴテなんだろう。 しかもうちの大蔵大臣(母)とは好みが違うらしく 「お母さんこういうの良いわぁ〜」 「は?!絶対やだ。そんなの絶対着ない」 の繰り返し。 売り場のお姉さんも 「着る方の好みに合った方が・・お客様は青色がお似合いだと思いますよ」 はあ・・・青っすか? とりあえずお任せで選んでもらった。 私「・・・・・・」 店員「お好みでは無いようですねぇ」 母「あらぁお母さんは好きよ〜こういう服」 私「じゃあお母さんが着なよ」 母「だってお母さん和服だも〜ん」 私「・・・・・」 まったく好みにかすりもしない服だったので試着もしなかった。 他にも色々見せてもらったけど ドレもコレもコテコテのパーティー服で嫌気がさした。 「こういう服嫌いなんだよね〜」 と私が不満を漏らすと 「ではこういうのはいかがですか?今月の新作なんですが」 と奥から私好みの服が出てきた。 「こんなのもあったんですね」 と早速試着。 「良いですコレ良いです♪」 「色は3色ありますけど何色が良いですか?」 パッと見、紫のが目に飛び込んできた。 綺麗な紫色だった。 他の色は大好きな緑と好きな茶色だったのだが 緑はちょっと色あせた感じの薄〜い緑色でイマイチだった。 茶色もデザインと合わせると地味地味になってしまう。 一目惚れもあって紫の服にした。 一緒に小物類も買ってもらい 「着物レンタルじゃなくて良かった〜」 「大切に使うんだよ」 言われなくても大切にするだ〜よママン。 靴は履き慣れた靴が良いので既存の靴を持っていくとこに。 ドレスと合うと良いんだけど。 買い物で疲れたから休みたいと母が言うので 近くのコーヒー屋に入った。 「暑い暑い」と言いつつ 「何飲む?」と聞いたら 「カプチーノ」 「暑い言うたやん(w」 「だって飲みたいんだも〜ん」 「・・・・・・・・」 そんな母は無視して「アイスカフェモカ下さい」と 注文していたら「あ、それ2つ下さい」と横入りする母。 「は?カプチーノ飲みたい言うたやん(w」 「だってぇ〜Pのも良いなって思ったんだもん」 はぁ・・芝が青くみえたのね。 夜、遠くて滅多に会えない親戚だけでの前夜祭が開かれた。 っていうかタダの会食なんだけど。 似たような顔してるから誰が誰だか未だにわかってない私。 とりあえずいつも会うたび聞かれるコトといえば 「Pちゃん大きくなったねー」 「元気そうだねー」 くらいなので 「はい〜元気です♪」 と笑っていればOKさ。 中華で会食なので大皿をみんなでつつく感じ。 最初の皿は人数分分けてくれて残りはお好きにどーぞ状態。 おじさんおばさん達はおしゃべりしまくりで あまり食に走ってない様子。 こりゃ食いまくれる予感だべ〜(誰) 満腹御礼がつがつ食うでぇ〜! と気合い入れて食べていたら 好き嫌い激しいと言うおばさんが 「Pちゃん若いんだからコレも食べて」 と自分の食べれない分を私に回してくれるので 私は他の人より2人分食べるコトに。 しかも大皿に残った分も 「Pちゃん若いから全部食べられるでしょ」 って食責め?(苦) 私も好き嫌い多いけど中華は好きな食材が多いから大丈夫だった。 唯一ダメだったのは魚のフライ。 食べず嫌いは良くないと思い一口食べてみたケドやっぱりダメだった。 川魚は特にダメらしい。 一同集まっての会食は私の記憶の中では初めてで やっと誰がどんな性格の人かが掴めてきた。 そして苦手な人も3人いるのに気が付いた。 その内2人はエロジジイ系、まぁ無視すれば済むんだけどかなり不愉快。 苦手な人達は全員血が繋がってない方だから相性合わないのかな? 大きくなってから親戚とじっくり話すコトなんて 今の今までなかったから気づかなかったけど 他の親戚の人たちからも苦手なアノ人は困ったさん扱いされていた。 もちろんうちの親もソノ人には困っているようで 会食中も周りの親戚からコソッと愚痴こぼされてる様子を何度も目にした。 初めて親戚のちょっとドロッとした面もかいま見てしまい アル意味貴重な会食だった。 -
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