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時刻表の罠 - 2004年07月06日(火)

職場のメンバーと居酒屋で飲み。

飲み始めに時刻表で終電時間を確認。
ココを12時半に出れば余裕で間に合うんだな。
よしよし。


話はまだまだ尽きないケド楽しい時はあっという間に過ぎ
気づけば終電間際の時間に。


みんな帰り方がそれぞれで
私と同じ電車の子はいなかったので駅前でお別れをし切符売り場に向かう。

いつもより照明が薄暗くなっていた。

もう終電だからかなぁ、と思いつつ定期なんで
そのまま改札口へ向かうと電光掲示板に

『本日の運行はすべて終了いたしました』

のメッセージが無情にも流れていたΣ(○□○;)えっ?!

「えっ?!待って、だって時刻表には50分って・・」と
手元の時刻表を見直し少し考え・・そして気づいた。

私が持ってる時刻表は地元の駅からの時刻だというコトに・・・

今いる駅から逆算して見ないとダメなのに

「何やってんだぁぁああああ(哀)」

薄暗い改札口手前でちょっと途方に暮れる。

そして自分の馬鹿さ加減に笑いがこみ上げてきて
1人なのに大笑いしそうで怖い@酔っぱらい

そう、こんなアホな状況で1人ぼっちなのだ。
周りを見ると酔っぱらいの人やホームレスの人ばかり。
何か怖寂しくなってきたので彼に電話をする。

声を聞きホッとしたせいか、また笑いがこみ上げてきた。
半分カラ元気だったりもするが。


電話中、変なオジサンが笑顔全開でコッチを見ていた。
「?」
オジサンと目が合った時、そのオジサンは胸に手を当て
笑顔のまま軽く会釈をしコッチに近づいてきた!
気持ち悪かったので逃げるようにその場から立ち去った。

酔っぱらいに絡まれるのはよくあるけど
あんな無言で気持ち悪い人に近寄られそうになるのは初めて(怖)

やっぱりタクシーで帰るか。
でも飲み代安く済んだのにタクシー乗ったら意味無いなぁ(貧)

・・歩いて帰れないコトも無いかな?
よし!歩けるトコまで歩いてみよう!おう!!
1人イベント開催である@深夜


車では何度も当たり前のように通ってた道だから知らない訳でもないケド
でも私が運転してた訳じゃないので知ってる訳でも無い。
だから道は知ってるようで知らないという曖昧さ。
こんなんでちゃんと帰れるのか少し心配になってきた(--;)
まぁいざとなったらタクシーだ!

いつもの見慣れた光景・・とは言っても車で一瞬通り過ぎる景色で
こんなにじっくり見るのは初めて。
何かちょっと楽しい。

そういえば昔も深夜に新宿から池袋まで歩いたコトあったなぁ。
あの時の感覚にちょっと似てて面白い。


大通りの十字路が難関だ。
どっちにも曲がったコトあるからドッチに行っていいのか迷う。
車じゃドッチでも行けるんだろうけど
歩きだからなるべく近いルートで行きたい所だ。
少し悩んで、左に曲がってみた。

確かに通ったことある道ではあるけど不正解だったようで
途中の十字路で行っちゃいけない方面に向かってるコトに気づく。
そこで再び元の通りに出て軌道修正した。


歩いてる途中で左足に痛みを感じ
見ると人差し指の付け根がサンダルで擦れて皮がむけ血が出ていた。
こんなに長くコノ靴で歩いたコト無いからなぁ。
痛い方の足をかばいつつ再び歩く。
でも一歩一歩がかなり辛い。
これじゃ歩いて帰るのは無理だ。
歩いてる場所じゃタクシーは止められないので
とりあえずタクシー捕まえられそうな所まで頑張って歩いた。



Y駅の前まで来てしまった。
今時間じゃ待機タクシーもいない。
真っ暗な駅で周辺地図を発見。
来た道を確認してみて結構遠回りしてたコトを知り
ちょっとショック。

駅近くの道ばたで豪快に寝てる2人の女の子がいた。
しかもしゃがむとかじゃなく思い切り横になっていて
荷物とかも持ち主であろう2人の近くに無造作に置かれていた。
すぐ側に交番があって警察も居て2人の存在に気づいてるっぽいのに
保護するとかの処置も何も無く放置状態だった。

しかしコンクリ地べたで寝るなんて酔っていても私には真似できない。
盲腸で変な汗かいて倒れそうになった時も
コンクリ地面に倒れたくなかったので気合いで病院まで行った。
さすがに電車では椅子で唸ってしまったが。
土地面なら倒れても良いケド、コンクリは拒否反応が出る。
なんでだろう。


もう痛くて歩けないのもありで2人を観察していたら
やっとタクシーが♪


無事帰宅したのが3時半だった。
たまにはこんな日があっても・・・ってもう勘弁っす(弱)


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