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彼の病気。 - 2003年03月14日(金) 私のとても大切な彼が今 可哀相にも病気なのである。 それは内科的なものでなくて 手術をすれば 治る類のものなのだけれど 彼はだまって ただ痛みに耐えてる。 普通に歩行が出来ずに 片足をあげたまま びっこどころか ケンケンで 前にすすむのだけれど そんな不自由な足をしながらでも彼は健気にも 自分の感情に忠実に 喜びを表現しようとするし 身をかばうどころか 必死にも 自分の可能なかぎりの動きを 完全に出し尽くそうと している。 そういう姿をみると あまりにも健気で 涙が出てくるのである。 昔から 彼の足には障害があって きちんと膝を曲げて座ることができずに 片足を投げ出しながら 座っていたのだけれど 今から思うと それは予兆であったのであって それを見過ごしていた 私たちはとても 可哀相なことをしたなと 胸を傷めている。 手術は 難しいものではないらしい。 なれたドクターであれば それほど失敗することはないと 専門のドクターがおっしゃってた。 だけれども 口の利けない彼にはやっぱり不利であるし 手術によって 更に不都合が生じたとしても やっぱり彼には表現もできなければ 認識もしないだろうから 彼の身体にメスをいれることは とても 慎重にすべきことだなと 皆 思っている。 何処かに 間違いの無いお医者さんは いないだろうか。 手術に向けて 体重を落とさねばならない。 脂肪が多すぎる身体への麻酔は危険だそうだ。 麻酔が効きにくく 過剰投与によって 急激な 意識の低下や深い昏睡に陥り 危険な状況になるらしい。 と。 大げさな と思う人もいるだろうけれど それぐらい私たち家族にとって とても彼は大切な ポメラニアンなのである。 ...
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