流れる水の中に...雨音

 

 

悪夢。 - 2003年09月12日(金)


恐い夢をみた。


親しい男性に裏切られ 
問いつめると日本刀で斬られそうになる夢。
北海道の奥地の村で氷にまみれて
凍えそうな寒さと
心臓が徐々に遅く打つ胸の苦しさ。
そして息苦しくなり 目がさめる。


頻繁に 恐い夢をみる。
そのなかの大抵は 心細くて不安な夢だ。
私は昔から 独りきりで 灯りの消えた部屋では
眠れなかった。
真夜中に 暗闇で目覚めると 
どうしようもなく不安に襲われる。

一時期 ノイローゼになり いい大人のくせして
母に隣で寝起きしてもらったこともある。
結婚して 旦那様がベッドの隣に眠っていて
「もう 恐くなんか無い」って思っていたのに
今度は
夢の中で 独りきりで 恐くなる。


独り暮らしの姉は きっと独りで夜中に目覚めた時に
不安な気持ちいっぱいなのだろう。
我慢できなくなると 深夜に実家に戻ってくる。
そんなときに姉も 母に隣に寝てもらったと
先日いってた。
姉も私も抱えている 孤独の種類は同じようだ。


いつか 独りきりの孤独の中で
不安や淋しさや恐怖の中で
死んでゆく予兆のようなものなのかなと
考えてみたりする。


どんなに要素を取り除いても
夢だけからは 自由になれない。
そこにある 潜在的な不安をなくさない限り ずっと。


胸の鼓動で目がさめる。
灯りの煌々とともる部屋の中。
テレビもつけず 音もしない深夜。

彼の帰宅を待ち疲れて眠ってしまったから。





...




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