流れる水の中に...雨音

 

 

不安。 - 2003年12月18日(木)




何かの光の加減だったのか
今まで目に見えなかった傷があって
それがちょっとした傾きで
其処に傷の存在を見つけた瞬間
どうしようもないほどに
それが存在感をもって
「傷」であるということを
私に訴えかけてくる


ダイヤモンドは
細かい小さな傷があることによって
沢山の光の屈折をうんで
それが輝きに繋がるのらしいけれど
人もそうなのかな
どうだろ
どれだけ それらの傷が
人に受け入れられるかという問題は
大きいかも


目に見えないものに比べたら
目に見えるものの大切さと言うのは
取るに足りないものだと よくいうけれど
本当にそうなのかな
目に見えるものの蓄積が
目に見えない概念を形成するように
思うのだけど


目にみえる傷をみないようにしても
それらの蓄積が私を
その傷口に視線を引き寄せる


本質的なもの程 曖昧なものはないよな




...




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