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随筆
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2003年03月16日(日) 大好きだけど大嫌いな刺身

うちの猫は、魚アレルギーです。
でっかい刺身とかやると、次の日から一時ご気分が優れない様です。
それが分かった私たちは、刺身などはやりません。

しかし、父が簡単にやろうとするのです。
父が刺身をやろうとする理由は、『せっかく好きなのにかわいそうじゃないか』という、慈悲(?)に満ちたものではありません。
刺身をくわえて、『ウー』と、うなる姿が見たいだけなのです。

そう、猫も一著前にうなるんですよ。
取られまいと、いつもの倍の力を発揮します。
ちょっかい出そうとしたら、すごい勢いで噛み付かれそうです。
流石にこのときは怖いです。

その姿が見たくてしょうがない父は、たまに色々あげようとします。
小さな肉とかならそんなに具合悪くならないんですが、刺身は効果覿面。
次の日は必ず二階でうずくまってます。

昨日も、父が余った刺身をあげようとし、私たちがそれを止めようとし、クーは寝ぼけまなこ・・・
クーは、刺身のにおいがして、ちょっと鼻をぴくぴくさせますが、目がイマイチ見えないせいで、何があるのか分からない様子。
それが分かった私たちは、ちょっと一安心。

しかし、父はかなりつまらないので、刺身をどんどんクーに近づけていく!
流石に気付いたクーですが、その前に母が重い腰をあげて、刺身を生ごみに捨てて、一件落着。
父、ショック。
まったく、具合が悪くなって吐いたりしたら、烈火のごとく怒るくらいなら、刺身をちらつかせるなっつーの!

因みに、うちのクーちゃんは、ちょっと腹などを圧迫すると、『にゃん』って鳴くんですが、これって当たり前のことなんですか?


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