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随筆
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2003年03月29日(土) 反射神経

私は、反射神経のまったくない女です。
たとえば徒競走。
あのピストルの音にびっくりして、スタートが遅れます。
え?それはピストルの音が嫌いなだけ?
そうかも知れない・・・。
大きな音嫌いです。

じゃなくて、今日の出来事で、私はあるものに関しては反射神経が鋭いんだと思ったのです。

いつもの様にお外に出たクーの鈴の音がしました。
ご帰還だと思って窓をあけるが、帰ってこない。
たまに迎えに行かないと帰ってこない。
しかし、今日はなぜか、魚でつっても帰ってこない。
こういう日は、迎えに行っても逃げられるだけ。
仕方なく、母と二人で挟み撃ちにして捕獲することに。
今から昼食だったのに。

裏に逃げたと言うので、裏へ回ってみる。
裏には、土間があり、土間と庭をつなぐ戸があります。
その戸が閉まっていたので、何も考えずに開けると、目の前を黒い物体が!

脳内会議を開く前に、手が勝手に行動して、黒い物体捕獲!
言うまでもなくその物体はクー。
「もう逃げられたかと思った」
という母の言葉通り、クーは正面から向かって行った母からすばやく逃げ、塀の上に登った直後だったのだ。
私は丁度、塀に登った瞬間を捕らえたことになる。

ちょっとびっくり。

そうか、クーと追いかけっこしたり、自らの手をおとりにして、猫パンチから逃げたりしているうちに、『クーに対してだけ』は、反射神経がついてきたのかも知れない・・・。
自慢にもならない。


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