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随筆
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2003年04月12日(土) 大惨事

朝起きて顔を洗っている私に、母の低い声が一言。
『雑巾ぬらして持ってきて』
明らかに不機嫌。

雑巾を持って行き、どうしたことか聞くと・・・
おでんの汁がこぼれていました。
コタツの布団から、その下の畳までしみこんでの大惨事。
今家にいるのは、非力な私と母のみ。
しかも母は、今日の地元サッカーチームの応援も断念したほど、強烈に腰を痛めている。
必然的にここの掃除は私の仕事・・・?

そもそもどうしてこういう大惨事になったのか?
問うまでもない。父とクーの仕業だ。
父がおでんの残り汁を片付けずに放置し、ダシのいいにおいがするその汁をクーがあさってこぼした。
最終的にはクーの仕業。
でも、何度言っても残り物を片付けない父に大いに問題がある。
クーがあさるのは当たり前。

とりあえずコタツから何から全部とっぱらって、起き抜けの掃除開始。
一つはどうにもならないので、あとちょっとで割引だというのに、泣く泣くクリーニングに持っていく。
掃除を済ませ、クリーニングに出し、昼食を買って帰宅。
昼食を暖めていると・・・

父帰宅。

すべてが終った後に丁度よく帰宅だなんて、監視カメラがあったとしか思えないタイミング。
父がした行為もそうだが、このタイミングで帰ってきたことが腹立たしい。
ぶーぶー文句言う私たちに父が一言。
『クーが悪いんじゃないか!』
その3倍近くの声で私と母が放った一言。
『いーーーーーーや!!!あんたが悪い!!!』

流石に反論できなかった様です。


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