今日は廃品回収だそうです。 この廃品回収、小学校では廃止の方向だそうで。 集めても一定の金額しかもらえなくなったことと、親の負担が大きいことが原因だといううわさ。 あれで何かを学んだ気がするんですがねぇ。
さて、この廃品回収。 私が子供の頃は、隣にリヤカーを持っている方がいて、それを借りて、大量の古紙や缶を集め、交代でリヤカーを引っ張って行きました。 子供の足って、本当にゆっくり。 小学校まで相当遠く感じたのに、今歩けば5分程度です。 その足で重いリヤカー引きずって歩くのは、結構な重労働。 その報酬は缶ジュース1本と・・・。
小学校高学年くらいになったとき、リヤカー持ってた方が家を建替え、リヤカーを処分してしまわれました。 そのため、自転車での回収になったんですが、リヤカーと比べ、大変効率が悪い。 一つの家が出してある古紙をすべて回収し終わるまでに何往復しなければならないか・・。 そして、その脇を車に乗った同級生が通過していくと、やる気が一気に・・・。 私たちは自転車で何回も往復しているのに、のんきに車で・・・ 労働してんの、古紙を車に出し入れするときだけ? 子供心に理不尽さを感じました。
廃品回収をして、それが何になるのか実感はなかったです。 生徒会とかから、文化祭とか運動会とかの予算を廃品回収代でまかなった・・・みたいな報告を受けてましたが、それがどんな金額だったかとか忘れました。 それでも、今思うと、友達と一緒にお仕事するのは楽しかったし、終ると充実感みたいなものを感じたりはしていたと思います。 お金じゃなかったんですね。
これがなくなってしまうのは、どんな理由にせよ、マイナスな気がして、ちょっぴり寂しいです。
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