MRI検査とやらをやってまいりましたよ。 もう心臓バックバク。何かの病気ではないかと不安で仕方がない(小心者) なった時はなった時だが、この年ではできればお目にかかりたくない病原体がたくさんある。
でっかい機械を頭上にいただいた格好で、横になる。 お医者さんが私の頭を固定する。 『頭を上げて』と言われたにもかかわらず、首を上げた私の心身状態はやっぱりおかしい・・・。 『狭いとことか大丈夫?』 昨日聞いたことに何の意味があったのか・・・同じ質問を何度もされて、そろそろげんなり・・・。 紹介料1250円(リアルな数字)払った意味は何だ!(初診料払って最初にここに来た方がよかった気が・・・)
『大きな音がするから、ヘッドホンつけますねぇ』 えっ?聞いてない。 狭いところは好きだが、大きな音は大嫌い。 ずれてるよ!左側のヘッドホンずれてる! しかし、極度の緊張状態なため(小心者)言い出せず、20分くらいならいいかと我慢。 これが後に悪夢を呼ぶ。
いよいよ狭い機械の中へ。 ほほう。洞窟とまではいかないが、天井が差し迫ってくる感じ。 およ、ヘッドホンからリラクゼーション音楽が! 色々趣向凝らしてるのねー♪ 『はい、では大きな音しまーす』
ドッカン!!
爆音じゃないのがせめてもの救い。しかし、爆音に近い。 工事現場の音に近いか? えーと、私が左耳がずれてるのを言わなかったのが悪いのですが、ヘッドホンの意味なし! 先ほどのリラクゼーション音楽もかすかにしか聞こえない。 本気で意味がない。
しかし、耐えられる範囲なので我慢。 耐えている脳波が伝わったりするのかなぁ?とか思いつつ、音に対してリズムを刻んでみたりする。 しかし、状況はあんまり好転しない。 音もたびたび変わる。 我慢度が3で済むものもあれば8必要なものもある。 しかし、ここまでは序章に過ぎなかった。
突然シンバルと工事現場がアンサンブルしている様な、それでいて繰り返すグラデーションの様な音がぐわんぐわんと響き渡る! ヘッドホンがずれてなかったらマシだったのだろうか・・・。 なんとか耐えてみるも、その音は私にとってはまさに地獄。 我慢度限界値突破。 しかも、MRIの電波だか何だかが目に悪影響でも及ぼしたら大変だと、目をつぶっていたので、その恐怖アンサンブルだけが脳内に響き渡る。 早く目を開ければよかった。
気が狂いそうになる直前、ようやく終了。 終ると思っていなかったので、拍子抜け的にビックリ。 でも本当に気が狂う一歩前でした。
『大丈夫でしたかー?』 『はぁ』(大丈夫なわけあるかー!!!←心の声) その後1時間待った診察でも結局異常は見つからず、薬処方されて1万弱の検査料(意外と安かった)を払って帰宅しました。 えー、あんまりやりたくない検査です。 あの音何だったんだ?
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