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随筆
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2003年05月01日(木) 猫と洗車

なかなか乗る機会もないのに(頭痛持ちだから)日がたてばそれ相応に汚れてくださるマーチ様を洗ってました。
外に出してもなかなか遠くまで行かないクーと戯れながら。

そもそも、彼は洗車し出すと、その音が気になるのか、寄ってくる。
しかし、水を使うので、遠巻きに離れて見ている。
ここで水をぶっかけてやりたい衝動に駆られるのだが、がむしゃらに遠くに逃げて車にでもはねられたら一大事なので、ぐっと我慢。

シャンプーを終え、玄関先に座って休みがてら車を乾かしていると、クーがマーチ様に歩み寄ります。
そういえば、クーが乗ったときにマーチ様が不機嫌になってエンストしたなぁとか思い出しながら、クーの様子を見ていると、水が滴り落ちるのが気になるらしく、顔を近づけたり、臭いをかいでみたり。
可愛いなぁと思って見ていたら、おもむろに猫パンチの体勢!
あわてて立ち上がると、その音にビックリしたのか、走り去ってしまいました。

ただでさえ、どこでついたか分からない様な傷が増えてきて困っているというのに、これ以上傷ものにされてはたまらない。
そう思いつつ、クーがじゃれていた箇所を点検。
立ったついでに乾拭き開始。
イマイチ具合がよくなく、遅々として進まない。
休み休みの作業。

すると、また近づいてくる。
今度は、雑巾が行ったり来たりする様子に興味を示したらしく、私の手をじーっと見つめている。
獲物に見えるらしい。
ちょっと休憩すると、手にじゃれついてくる。
獲物が動かない→チャンス!という図式の様だ。

端から写真でも撮ったら、とてもほのぼのとした写真が撮れる気がするが、実際の私の心中は穏やかではない。
車体に、私の手に向かってくる猫パンチを警戒しなければならない(今日は半袖。既に左手はみっともない傷跡が・・・)
近くにいる虫にちょっかい出さない様に見張らなければならない。
あらぬ方向を見て、何かを狙っている姿におびえなければならない。そこに何がいるんだ!?
こんなに四六時中洗車に付きまとっていられると、結構疲れるもんだなぁと感じました。


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