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2025年09月17日(水) 価格設定は難しい


カザハナの相棒とランチをしてきました。
そこで話題になったのは、価格設定について。
私も宅録やらシナリオをやっておりますが。
この値段は本当に難しい。
安ければ安いで上から『不当に値段を下げるな』と怒られるし、高くすればしたで、依頼が来ない。
相棒も何かしらの収入を得る時の価格設定には悩んでいる様子。

そんな中。
芝居のチラシを見て驚愕。
え?高くない?
プロが出てるのでもこれプラス1000円程度なんだけど。
いや、あちらは朗読公演だけど。
大がかりな道具がいらない公演だけど。
いや、そんなことは関係ないよな。
観る側にとっては。

アマチュアなんですよね。
地元で有名なプロがいるわけでもない。
友情出演もいるらしいが、この方誰?の感じ。
その上、クラウドファンディング的なものも展開している。

いやー・・・ドン引き。
先日別の劇団が公演した時はこの半額でした。
何を想ってこの強気の価格設定なのか。
大道具代とか小道具代?
会場代は大した事ないの、私達は知っている。
そもそも、演劇を気軽に見たいという文化が根付いてないこの地で、この価格設定で果たして誰が見に来てくれるのか。

というか、ブランディングも今一つなんですよね。
名前を見ただけで『この人知ってる!』と思う人は余り多くないんじゃないかなと思いますが、だったら実績を全面に押し出すべきで。
『あ、こんな人なら見に行こう』なんて思うものじゃないのかしら。

と、アレコレ悩んだ後に、これは自分のブランディングにも言える事だよなぁと思いました。
『こんな事できる人なら頼んでみよう』と思わせるプロフィールになってないよなぁと。
盛るのは苦手ですが、盛らなきゃ話にならない。

色々と悩んで帰宅した夜、価格設定的には問題ないんですが、いつもよりも難しい仕事が来てて、これだったらもう少し上乗せして欲しいなぁ・・・と思ったものの。
いやでもこの価格で出してるんだから仕方がない・・・と受けちゃいました。
ほんと、価格設定は難しいです。


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