カザハナの相棒とランチをしてきました。 そこで話題になったのは、価格設定について。 私も宅録やらシナリオをやっておりますが。 この値段は本当に難しい。 安ければ安いで上から『不当に値段を下げるな』と怒られるし、高くすればしたで、依頼が来ない。 相棒も何かしらの収入を得る時の価格設定には悩んでいる様子。
そんな中。 芝居のチラシを見て驚愕。 え?高くない? プロが出てるのでもこれプラス1000円程度なんだけど。 いや、あちらは朗読公演だけど。 大がかりな道具がいらない公演だけど。 いや、そんなことは関係ないよな。 観る側にとっては。
アマチュアなんですよね。 地元で有名なプロがいるわけでもない。 友情出演もいるらしいが、この方誰?の感じ。 その上、クラウドファンディング的なものも展開している。
いやー・・・ドン引き。 先日別の劇団が公演した時はこの半額でした。 何を想ってこの強気の価格設定なのか。 大道具代とか小道具代? 会場代は大した事ないの、私達は知っている。 そもそも、演劇を気軽に見たいという文化が根付いてないこの地で、この価格設定で果たして誰が見に来てくれるのか。
というか、ブランディングも今一つなんですよね。 名前を見ただけで『この人知ってる!』と思う人は余り多くないんじゃないかなと思いますが、だったら実績を全面に押し出すべきで。 『あ、こんな人なら見に行こう』なんて思うものじゃないのかしら。
と、アレコレ悩んだ後に、これは自分のブランディングにも言える事だよなぁと思いました。 『こんな事できる人なら頼んでみよう』と思わせるプロフィールになってないよなぁと。 盛るのは苦手ですが、盛らなきゃ話にならない。
色々と悩んで帰宅した夜、価格設定的には問題ないんですが、いつもよりも難しい仕事が来てて、これだったらもう少し上乗せして欲しいなぁ・・・と思ったものの。 いやでもこの価格で出してるんだから仕方がない・・・と受けちゃいました。 ほんと、価格設定は難しいです。
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