さてさて、引き続き、旅の感想をつらつらと書いていきますよ。
■音楽
うわさ通り、寒いシーズンにも関わらず、路上ミュージシャンはいつも見かけました。
演奏系からカラオケ系まで、色々。
ギターの弾き語りや、色々な楽器を使っての演奏。
あと、ダブリンのテンプルバーでは舞台をしつらえてのライブ?にも行き当ったよ。
バーの一角での生演奏はホンマ素敵やった。
特に、ゴールウェイのバー、感動v
ギターの種類も、良く見るアコースティックとかクラシックギターぽいのも
バンジョーみたいのもあったし。
あんな小さい太鼓でこんな低音!?
って感じやったし、バイオリン(フィドル)やティンウィッスルの
細かな指使い、とか。いろんな楽器見たし、聞いた。
思いの他、明るい曲、踊りだしそうな曲が多かったなぁという印象。
音楽が、特別なものというよりも生活に根付いてる。
■テレビ
あんま面白い番組なかったなーw
日曜から始まった、連続ドラマ(?)「ヴァイキング」は続きが気になったけどw
つか、番組数が少ない。
CMはケッコーシュールで面白いのが多かったな!
そして、一度も日本のアニメに出会わなかったw
ポーランドですら見たのにw
■トイレ
どこも大概綺麗で無料。
鉄道駅のは知らないけど、バスのコーチは有料やった。
それ以外の観光施設とかショッピングセンターはみんな無料で
掃除も行き届いてた。
公衆トイレも普通に綺麗やったよ。
流れが悪いトコはあったけどね。
■気候
噂通り、全く予測ができない。
天気予報は毎日見てたし、その予報も、時間ごとにケッコー細かくしてたけど、
天気の変わり方のめまぐるしさったら、なかった。
曇ってきたと思ったらバラバラとかなりの雨が降り、ピタっと止んで晴れ間が射す。
冷たい風が吹き付けたかと思ったら、暖かな日差しが降り注いだり。
もう、意味が分からない。1時間単位とかの変化じゃなくて、数十分とかなんだもの。
今回特に風の強い気圧配置だったのか、(天気予報で台風並みのぐるぐるやった)
風強い。雨吹き降り、傘役立たず、な場面がしばしば。
あ、でも底冷えするような寒さはなかった。
雨が降った後の冷たい風で風冷えすることはあったけど、
冬の東欧みたいに刺すように痛い冷たさ、ってのはなかったな。
ゴツイダウンとか毛皮の人、あんま見なかったもの。
その代わりというか、施設内の温度がアホほど高くなくてよかった。
■土地
特にゴールウェイ周辺、イニシュモア島なんかをみてみると
「痩せた土地」ってのが目に見えた。
鍬なんてとても入りそうにない岩の大地の隙間から、ひょろひょろした草が生えてるとか
泥炭地だったり、水の染み出す沼のような場所だったり……
緯度的なものかな? 広葉樹林じゃなくて、基本針葉樹林やし。
農耕地よりも断然牧草地が多いのは、きっと土地が痩せてるのと、
常に強い風が吹いていて
気候が不安定やからやろうな。
確かに、緑は豊富にあるのだけど、東南アジアの緑っぷりとは全然違う。
ポルトガルに行った時に、スペインと比べての緑の多さに驚いたけど、
その、スペインでの方が、まだ作物が育ちそうな気配がしたよ。
あそこは太陽の国だものね。
■建築
イギリスっぽい、無骨な雰囲気のが多かった。
灰色の堅固な石造り。
田舎では、石壁+茅葺屋根もちょいちょい見たよ。
■言葉
英語。訛りはあんま分からなかったけど、
確かに早口で話されると、英国の英語よりもやや聞き取りにくいような……その程度。
自分の語学力が残念なので、そんな区別なんてほとんどつきません;
ここまで英語が通じる国ってのが久々だったので、なんだか無性にドイツ語の国に行きたくなりました(ぇ
■お土産
実はあまり期待していなくて、実際行ってみたら「made in UK」が溢れてたわけですが。
今回、帰ってみるとケッコー買ってたw
ちょこっと紹介してみます。
(ツイッタでは写真つきで紹介しました)
・アイリッシュミュージック、ケルト音楽、パブ音楽等のCD(土産物屋)
・ティンウィッスル。リコーダーに似た笛。日本ではあまり手に入らないそうな。(土産物屋、楽器店で購入)
・ビール。ギネスは日本で手に入るけど、アイリッシュエールなんかはあまり見かけないので。(スーパー)
・サイダー。多分、フランスのシードルみたいのかな?と思うけど、りんごのお酒。洋ナシとか、イチゴとかバリエーションあったよ。(スーパー)
・蜂蜜。ボイン渓谷の蜂蜜。一応地名入ってるし、アイルランド産なので。(スーパー)
・マーマレード。Old Time Ilishて書いてあったので、つい。重いのに;(スーパー)
・Bewley'sのホットチョコとコーヒー豆。ダブリンの老舗カフェレストランのココアとコーヒー豆。(スーパー)
・Butlelersのホットチョコ、チョコ、チョコバー。ダブリンの老舗チョコ屋さんのチョコ。(土産物屋でも、店舗でも売ってたよ。空港でも。微妙に店によって値段差が……)
・コーヒー豆。イギリス、スコットランド、アイルランドでよく見かけるカフェのチェーン店、COSTAのコーヒー豆(スーパー)と、ゴールウェイで見かけたコーヒー屋さん「the galway roast」の豆(店舗)
・紅茶。アイルランドも紅茶の国。BARRY'SとLYON'Sのティーバッグ。(スーパー)
・JACOB'Sのチョコ。バラマキ用。一応、アイルランドのメーカーらしい。(スーパー)
・ワッペン。アイルランドとかケルトっぽいのを。(土産物屋)
・ギネスグッズ。マネークリップ。欲しかったからw(土産物屋)
・ロリポップ(棒つきキャンディー)。妖精レープコーンと、羊のキャラクター「Wacky Woolies」の。バラマキ用に(土産物屋)
・スコーンとパン。巨大なスコーン3個とパン3種。黒パン、ソーダブレッド、レーズンパン(店舗、AVOCA)
後は、格安になってたクリスマスカードとか
非常食用に買ってたカップスープとか、
ワッフルとかパンケーキとかマフィンとか、食べ残したのを土産としてお持ち帰りww
あ、ティモテのシャンプーリンスも、現地で使おうと思って買ったけど、
持って行ってたのが思ったより量があって足りたので。
そんなもんかなぁ?
どこに行っても、なんとなく買ってるものって似てる気がするけど、
少なくともBewley's、Butlelers、AVOCA辺りは、アイルランドブランドみたいなので、満足v
ダブリン市内では、「CARROLLS」(キャロルズ)ってギフトショップがあちこちにあって、
アイルランドっぽい土産がいっぱい!でした。これは、どの店舗でも値段共通。
TAXFREE手続きもスムーズにしてくれるし、
そこそこの値段(15ユーロ程度)買ったら、次回使える割引券がちょこっと出たりするので、
まとめて土産物買いたいヒトにはいいかな、と。
ギネスグッズ、上記のチョコ屋さんのチョコも売ってたし。
空港の土産物屋も、値段は街中とあまり変わらなかった。
あまり、であって、上記のチョコ屋さんのチョコだけ見比べると、店によって多少値段の差はあったのだけどね。(50〜20セント)
あと、買おうかどうしようか迷って買わなかったけど、
買えばよかったなーと思ったのは、バター。
IRISHバター!
酪農大国……バター美味しかったもの。
■人
人が良いとは聞いてたけど、これほどまでとは……!
確かに、時々ムッツリしてる人は居たけど、
全体的に見て、物事を聞いたり尋ねたりした時の、眉間の皺の無さったらw
みんな、にこにこと優しい笑顔でウェルカムしてくれる。
聞き返しても、変な英語喋ってても、嫌な顔しない、
どうしたんだい?って感じで、聞いてくれようとする。
ホンマ、田舎の優しさ、ってやつよね。
あと、「Where are you from?」って、今までで一番聞かれた気がする。
勝手な解釈やけど、「こんな時期に、こんなところに、いったいどこから来たんだい?」って
聞かれてる気がした。
日本からって答えたら、「それは遠いところからきたんだねぇ」って。
■まとめ
誰もが知ってるような、派手な観光地や世界遺産があるわけじゃない。
それこそ、家族にさえ、何しに行くん?
って聞かれたくらいにw
ぼんやりと、妖精と音楽と神話の国、と思ってたけど
ファンタジーみたいな景色はたくさんあったけど
やっぱりそこは、人々の生きる現在の国で、土地で、場所。
欧州、特にイギリスと、似ていても同じじゃない。
そこにしかない景色があって、そこでしか出会えないものがある。
それは、ケルト神話を感じる遺跡群だったり、景勝地だったり、
通りすがりにも感じる自然の厳しさだったり、人の温かさだったり。
今回久々に、3泊+4泊という、1都市の滞在日数の多い
ゆったりとした旅をした。
そういう旅のスタイルが、ピッタリの国だったな、と思った。
これ、という見所や魅力を言うのが難しい、でも、なんかいいなぁと思う国。
今回もいい旅でした。
勿論、ハプニングもトラブルもあったけどねw
毎度毎度、旅行記を書きたいと思うけど、なかなか出来なくて;
せめて、行った所くらいはまた、リストアップしておきたいなと思います(^^ゞ
また、思い出したり思いついたら、ここ(日記)にメモしますねー
■おまけ
トルコ航空。
今回初めて利用した、ターキッシュエアライン。
アラブ系(というのか……?)の航空会社は、カタールに続いて2社目やけど、
よかったよ、トルコ航空!
日本〜トルコ間の長距離路線ではもれなく個人モニター(これは最近標準になりつつあるけどさ)
往路の、トルコ〜ダブリンも個人モニターあった。
シートピッチ広い。
機内食美味しい。
アメニティが素敵!(スリッパ。それからアイマスク、靴下、耳栓、歯磨きセット、リップバームが素敵な入れ物に入って配られる)
日本からの路線は違ったけど、トルコ発の路線、ダブリン発の路線では、生絞りのオレンジジュースとホームメイドレモネード!
これがメチャ美味やった!!
他の航空会社でこんなん見たことない!!
あと、ペットボトルの水をもらえるのは嬉しかったぁ
欧州系航空会社よりも、南回りやから、日本〜トルコで12〜13時間、
そこからダブリンまで約4時間、と飛行時間は長いけど、
なかなか魅力的な航空会社やったから、
安いし、また是非利用したいと思うよ!
遅れたけどね、最後、帰り!ww
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