hyuニッキ

2014年01月31日(金) 記録。

さてさて、引き続き、旅の感想をつらつらと書いていきますよ。


■音楽

うわさ通り、寒いシーズンにも関わらず、路上ミュージシャンはいつも見かけました。

演奏系からカラオケ系まで、色々。

ギターの弾き語りや、色々な楽器を使っての演奏。

あと、ダブリンのテンプルバーでは舞台をしつらえてのライブ?にも行き当ったよ。

バーの一角での生演奏はホンマ素敵やった。

特に、ゴールウェイのバー、感動v

ギターの種類も、良く見るアコースティックとかクラシックギターぽいのも

バンジョーみたいのもあったし。

あんな小さい太鼓でこんな低音!?

って感じやったし、バイオリン(フィドル)やティンウィッスルの

細かな指使い、とか。いろんな楽器見たし、聞いた。

思いの他、明るい曲、踊りだしそうな曲が多かったなぁという印象。

音楽が、特別なものというよりも生活に根付いてる。


■テレビ

あんま面白い番組なかったなーw

日曜から始まった、連続ドラマ(?)「ヴァイキング」は続きが気になったけどw

つか、番組数が少ない。

CMはケッコーシュールで面白いのが多かったな!

そして、一度も日本のアニメに出会わなかったw

ポーランドですら見たのにw


■トイレ

どこも大概綺麗で無料。

鉄道駅のは知らないけど、バスのコーチは有料やった。

それ以外の観光施設とかショッピングセンターはみんな無料で

掃除も行き届いてた。

公衆トイレも普通に綺麗やったよ。

流れが悪いトコはあったけどね。


■気候

噂通り、全く予測ができない。

天気予報は毎日見てたし、その予報も、時間ごとにケッコー細かくしてたけど、

天気の変わり方のめまぐるしさったら、なかった。

曇ってきたと思ったらバラバラとかなりの雨が降り、ピタっと止んで晴れ間が射す。

冷たい風が吹き付けたかと思ったら、暖かな日差しが降り注いだり。

もう、意味が分からない。1時間単位とかの変化じゃなくて、数十分とかなんだもの。

今回特に風の強い気圧配置だったのか、(天気予報で台風並みのぐるぐるやった)

風強い。雨吹き降り、傘役立たず、な場面がしばしば。


あ、でも底冷えするような寒さはなかった。

雨が降った後の冷たい風で風冷えすることはあったけど、

冬の東欧みたいに刺すように痛い冷たさ、ってのはなかったな。

ゴツイダウンとか毛皮の人、あんま見なかったもの。

その代わりというか、施設内の温度がアホほど高くなくてよかった。


■土地

特にゴールウェイ周辺、イニシュモア島なんかをみてみると

「痩せた土地」ってのが目に見えた。

鍬なんてとても入りそうにない岩の大地の隙間から、ひょろひょろした草が生えてるとか

泥炭地だったり、水の染み出す沼のような場所だったり……

緯度的なものかな? 広葉樹林じゃなくて、基本針葉樹林やし。

農耕地よりも断然牧草地が多いのは、きっと土地が痩せてるのと、

常に強い風が吹いていて

気候が不安定やからやろうな。

確かに、緑は豊富にあるのだけど、東南アジアの緑っぷりとは全然違う。

ポルトガルに行った時に、スペインと比べての緑の多さに驚いたけど、

その、スペインでの方が、まだ作物が育ちそうな気配がしたよ。

あそこは太陽の国だものね。


■建築

イギリスっぽい、無骨な雰囲気のが多かった。

灰色の堅固な石造り。

田舎では、石壁+茅葺屋根もちょいちょい見たよ。


■言葉

英語。訛りはあんま分からなかったけど、

確かに早口で話されると、英国の英語よりもやや聞き取りにくいような……その程度。

自分の語学力が残念なので、そんな区別なんてほとんどつきません;

ここまで英語が通じる国ってのが久々だったので、なんだか無性にドイツ語の国に行きたくなりました(ぇ


■お土産

実はあまり期待していなくて、実際行ってみたら「made in UK」が溢れてたわけですが。

今回、帰ってみるとケッコー買ってたw

ちょこっと紹介してみます。

(ツイッタでは写真つきで紹介しました)

・アイリッシュミュージック、ケルト音楽、パブ音楽等のCD(土産物屋)

・ティンウィッスル。リコーダーに似た笛。日本ではあまり手に入らないそうな。(土産物屋、楽器店で購入)

・ビール。ギネスは日本で手に入るけど、アイリッシュエールなんかはあまり見かけないので。(スーパー)

・サイダー。多分、フランスのシードルみたいのかな?と思うけど、りんごのお酒。洋ナシとか、イチゴとかバリエーションあったよ。(スーパー)

・蜂蜜。ボイン渓谷の蜂蜜。一応地名入ってるし、アイルランド産なので。(スーパー)

・マーマレード。Old Time Ilishて書いてあったので、つい。重いのに;(スーパー)

・Bewley'sのホットチョコとコーヒー豆。ダブリンの老舗カフェレストランのココアとコーヒー豆。(スーパー)

・Butlelersのホットチョコ、チョコ、チョコバー。ダブリンの老舗チョコ屋さんのチョコ。(土産物屋でも、店舗でも売ってたよ。空港でも。微妙に店によって値段差が……)

・コーヒー豆。イギリス、スコットランド、アイルランドでよく見かけるカフェのチェーン店、COSTAのコーヒー豆(スーパー)と、ゴールウェイで見かけたコーヒー屋さん「the galway roast」の豆(店舗)

・紅茶。アイルランドも紅茶の国。BARRY'SとLYON'Sのティーバッグ。(スーパー)

・JACOB'Sのチョコ。バラマキ用。一応、アイルランドのメーカーらしい。(スーパー)

・ワッペン。アイルランドとかケルトっぽいのを。(土産物屋)

・ギネスグッズ。マネークリップ。欲しかったからw(土産物屋)

・ロリポップ(棒つきキャンディー)。妖精レープコーンと、羊のキャラクター「Wacky Woolies」の。バラマキ用に(土産物屋)

・スコーンとパン。巨大なスコーン3個とパン3種。黒パン、ソーダブレッド、レーズンパン(店舗、AVOCA)


後は、格安になってたクリスマスカードとか

非常食用に買ってたカップスープとか、

ワッフルとかパンケーキとかマフィンとか、食べ残したのを土産としてお持ち帰りww

あ、ティモテのシャンプーリンスも、現地で使おうと思って買ったけど、

持って行ってたのが思ったより量があって足りたので。


そんなもんかなぁ?

どこに行っても、なんとなく買ってるものって似てる気がするけど、

少なくともBewley's、Butlelers、AVOCA辺りは、アイルランドブランドみたいなので、満足v


ダブリン市内では、「CARROLLS」(キャロルズ)ってギフトショップがあちこちにあって、

アイルランドっぽい土産がいっぱい!でした。これは、どの店舗でも値段共通。

TAXFREE手続きもスムーズにしてくれるし、

そこそこの値段(15ユーロ程度)買ったら、次回使える割引券がちょこっと出たりするので、

まとめて土産物買いたいヒトにはいいかな、と。

ギネスグッズ、上記のチョコ屋さんのチョコも売ってたし。

空港の土産物屋も、値段は街中とあまり変わらなかった。

あまり、であって、上記のチョコ屋さんのチョコだけ見比べると、店によって多少値段の差はあったのだけどね。(50〜20セント)


あと、買おうかどうしようか迷って買わなかったけど、

買えばよかったなーと思ったのは、バター。

IRISHバター!

酪農大国……バター美味しかったもの。


■人

人が良いとは聞いてたけど、これほどまでとは……!

確かに、時々ムッツリしてる人は居たけど、

全体的に見て、物事を聞いたり尋ねたりした時の、眉間の皺の無さったらw

みんな、にこにこと優しい笑顔でウェルカムしてくれる。

聞き返しても、変な英語喋ってても、嫌な顔しない、

どうしたんだい?って感じで、聞いてくれようとする。

ホンマ、田舎の優しさ、ってやつよね。

あと、「Where are you from?」って、今までで一番聞かれた気がする。

勝手な解釈やけど、「こんな時期に、こんなところに、いったいどこから来たんだい?」って

聞かれてる気がした。

日本からって答えたら、「それは遠いところからきたんだねぇ」って。


■まとめ

誰もが知ってるような、派手な観光地や世界遺産があるわけじゃない。

それこそ、家族にさえ、何しに行くん?

って聞かれたくらいにw

ぼんやりと、妖精と音楽と神話の国、と思ってたけど

ファンタジーみたいな景色はたくさんあったけど

やっぱりそこは、人々の生きる現在の国で、土地で、場所。

欧州、特にイギリスと、似ていても同じじゃない。

そこにしかない景色があって、そこでしか出会えないものがある。


それは、ケルト神話を感じる遺跡群だったり、景勝地だったり、

通りすがりにも感じる自然の厳しさだったり、人の温かさだったり。


今回久々に、3泊+4泊という、1都市の滞在日数の多い

ゆったりとした旅をした。

そういう旅のスタイルが、ピッタリの国だったな、と思った。

これ、という見所や魅力を言うのが難しい、でも、なんかいいなぁと思う国。


今回もいい旅でした。

勿論、ハプニングもトラブルもあったけどねw


毎度毎度、旅行記を書きたいと思うけど、なかなか出来なくて;

せめて、行った所くらいはまた、リストアップしておきたいなと思います(^^ゞ

また、思い出したり思いついたら、ここ(日記)にメモしますねー


■おまけ

トルコ航空。

今回初めて利用した、ターキッシュエアライン。

アラブ系(というのか……?)の航空会社は、カタールに続いて2社目やけど、

よかったよ、トルコ航空!

日本〜トルコ間の長距離路線ではもれなく個人モニター(これは最近標準になりつつあるけどさ)

往路の、トルコ〜ダブリンも個人モニターあった。

シートピッチ広い。

機内食美味しい。

アメニティが素敵!(スリッパ。それからアイマスク、靴下、耳栓、歯磨きセット、リップバームが素敵な入れ物に入って配られる)

日本からの路線は違ったけど、トルコ発の路線、ダブリン発の路線では、生絞りのオレンジジュースとホームメイドレモネード!

これがメチャ美味やった!!

他の航空会社でこんなん見たことない!!

あと、ペットボトルの水をもらえるのは嬉しかったぁ

欧州系航空会社よりも、南回りやから、日本〜トルコで12〜13時間、

そこからダブリンまで約4時間、と飛行時間は長いけど、

なかなか魅力的な航空会社やったから、

安いし、また是非利用したいと思うよ!


遅れたけどね、最後、帰り!ww


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