デイズ
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2004年01月19日(月) 視認の末

S嬢と映画を観て来ました。

柴咲コウの「着信アリ」。
S嬢にも言ったのですが、柴咲さんは瞳が大きくて眼で演技のできるひとですね。ものすごく眼が動くので、それだけで恐さの表現が広がります。
すごい。
そしてやっぱりかわいいvv。

これホラァ映画なのですが、映画鑑賞中、最も怖かったのは映像でも音響でもなく…。

映画を観ていた私の視界の左端(もちろんスクリーンの外)に白いものが映りました。
私の右側にはS嬢がいたのですが、左側は誰も座ってないはず。
そう思い出した瞬間、僅かに竦む身体。
私は眼だけを動かして、その白いものを視認しようと試みます。
そこで私が視たものは!
なんと左後ろの席のサラリーマンらしき人が足を伸ばして背もたれに足を上げている姿。
私が見た白いものとは、サラリーマンの靴下(しかも五つ指の)
だったのです。

これが、最大の恐怖なんて…私の驚きを返せ!

映画の内容としては、A。
終り方がもうちょっとすっきりすればAA。
気になってる点は、病院のシーンのホルマリン瓶の中身。胎児?に見えましたが…。
だとしたら、評価は下がります。
恐怖の材料として、子ども・新生児・胎児を使うのは常套手段だと思いますが、意味のない演出としてのそれらの利用は、なんとなく釈然としないので。

ゆそか