エロとピンクとアミタイツ。
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2003年05月07日(水) |
公共広告機構について知ろうじゃないか。 |
前も書いたが、私は「公共広告機構」が気になる。
「エー、シー、コウキョウコウコクキコウデス」 ほら、誰でも口ずさめる。
しかし、こんなに有名なこの機関についてわたしたちはあまりにもしらなすぎる。 それはひとえに、彼らの主張が、「海を汚すな」から「ジコチュー禁止」まで、と、 なんだかもう幅が広すぎて、何がしたいのかよくわからないからだと思う。
誰がやっているのか?金はどこから出てるのか? 水質汚染と、オバタリアンのゴミ捨てマナー改善を結ぶ活動理念とは? 疑問は数限りない。 今日は、公共広告機構について知りたいと思う。
『公共広告機構―Japan Advertising Council』 「公共広告機構は、日本広告界最大級の団体です。 」 社団法人・公共広告機構は、広告のもつ強力な伝達力や説得機能を生かし、 社会と公共の福祉に貢献することを目的として、1971年(昭和46年)に設立されました。 現在、会員は1366社。広告に関連する多くの企業・団体が参加し、 有力な企業人によってバックアップされています。
公共広告機構は、広告を営利目的のためでなく、公共のために役立てようと、 全国の企業が集まった団体です。
広告を通じて住みよい社会作りに貢献することが、私たちの願いです。 (HPより)
日本中の企業が集まっているという訳ですな。 では、内容の選定はいかにして行われているのか?
「時代をとらえ、人々が求める発言を広告にしています。 」 広告のテーマは、毎年テーマアンケートを実施し、全国合同会議で決定します。 これに基づき、全国38社の広告会社から毎回約500点を超える企画が集まります。 審議会で厳選され、各地域の声を反映しながら全国展開するキャンペーン作品が決定されます。 このほかにも地域の課題をテーマにした地域キャンペーンも意欲的に展開されています。(2001年3月現在) 厳正な基準に従って、作品を自主制作しています。 作品の審議、選定は次のような基準で厳正に行われています。
1、身近な問題にこたえ、社会や公共の福祉に寄与する広告であること。 2、広告によって効果の得られるテーマであること。 3、将来を見通し啓蒙に役立つ広告であること。 4、時代感覚にそってタイムリーに展開されること。 5、特定の党派、宗派、企業、団体に偏らず営利を目的としないこと。 6、公共広告にふさわしい品質の作品であること。 (HPより)
そういうことなら、あんなに幅がひろいのもうなずける。 ただの環境団体と違うところがここにある。 じゃあ、資金はどうなのよ資金はー。
「年間300億円超の広告料が、無料で提供されています。」 お、すげえな。
全国ほとんどすべての新聞社(123社)、放送会社(224社)、 雑誌社(31社、PR誌除く)、鉄道会社が会員になっており、 各社が収入源である広告スペースやCMタイム、ポススター枠の一部を、 無料で提供しています。(HPより)
つまり、仲間同士で現物支給しあっているということだ。 税金で動いてる政府広告広告よりクリーンですな。 どうでもいいけど「消費税が上がります」っていうCM腹立たなかった? オイ、この15秒に消費税いくら使ってんだよって。
ちなみにACに出演してるタレントも、ほとんどボランティア。 その活動は、国内にとどまらず、アジア各国にも進出しているらしい。 恐るべしAC。
引用ばっかで長くなりましたが、これがエーシーの概要です。 ようするに、大規模なボランティア団体っすわ。 え、どうでもいいって? もうCMみても、「誰だよおまえら!」って思わなくて済むと思うと、 あたしはちょっとだけ気が軽いよ。
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