エロとピンクとアミタイツ。
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2003年06月03日(火) ディアゴスティーニ学 〜 創刊せよ!〜

ディアゴスティーニを知ってるかい。
「創刊号は特別定価、190円!」でおなじみ、「創刊しすぎ」のディアゴスティーニです。

そう、創刊しすぎなのよ。
一番最近のは「週刊 100人 -歴史は彼らによってつくられた-」かな。CM。
しかし、次から次へと、しかもマニアックな雑誌を生み出すこの雑誌はなんだ。
どういうことになってるんだ。誰が買ってるんだ。
そこで現在発行されてるものを調べてみると、
予想以上にえらいことになっていた。

★週刊 ワールド・ウェポン

いきなり物騒だ。世界の兵器の話だ。
「20世紀に開発された兵器を、分野ごとに取り上げ、そのプロフィールと各種データ、発展の歴史や基本システム、実戦での活躍を豊富な資料と写真で詳しく解説するビジュアル兵器大百科です。」
実践まで網羅。ていうか、そんなこと把握してどうしろっていうんだ。

★週刊 リアルロボット

とってもサイバーだ。
「週刊 リアルロボットは、知能を持つ本格的ロボット「サイボット」を組み立てるためのパーツと、ロボットワールドのあらゆる情報が詰まった楽しい本誌がセットになったテクノマガジンです。」
だから、どうしろっていうんだ。サイボットはしゃべるのか。

★週刊 そーなんだ!

ここまでくるともうよくわからない。

そんなに創刊しまくって、ちゃんと最後まで発行すんの?
売れなかったら途中で止めちゃうんじゃないの?
なんて思ったりするが、それやったら本格的に売れなくなるんだろうなあ。
みんなに売れる無難なものを作ることより、
ターゲットをしぼったほうが需要の予想が立てやすいんだろうね。
薄い雑誌だからバカ高くないし。週間なら買えるし。
全部集め終わる頃にはけっこうな値段になってて、
これじゃあ専門書買った方が安かったよ、なんてことにもなるだろうが。
なにせ週間の気安さ。
そして、ほとんどが「全部集めると〜になるよ!」だから、途中でやめるのもくやしくなる。

週刊 リアルロボットの創刊号を買ってしまったひと。
中によくわからないねじがポツンと入っている。
『全部集めると、知能を持つ本格的ロボット、「サイボット」になるよ!』
これはもう買うしかない。
買いつづけなければ手元のねじは永遠にただのねじのままだ。
だから買う。
そしてディアゴスティーニは今日も創刊し続けるのだ。
その、せめのしせいは、かなりイイ。


*以下、現在刊行されているもの(終了しているものは除く)

週刊 スピーク・イングリッシュ
週刊 ニュー・ピーシー・サクセス
週刊 リアルロボット
週刊 そーなんだ!
週刊 インサイド・ヒューマンボディー
隔週刊 トレジャー・ストーン
週刊 100人 -歴史は彼らによってつくられた-
週刊 ビジュアル源氏物語
週刊 ワールド・ウェポン
週刊 セーリングシップ
隔週刊 モトコレクション
週刊 ワールド・エアクラフト
週刊 スタートレック -ファクト・ファイル-
週刊 スター・ウォーズ -ファクト・ファイル-
週刊 マイ・ドールズハウス


小日向マリー |MAIL

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