2002年08月15日(木) |
終戦?敗戦?/思い出したので書いておくこと |
8月15日は、 韓国にとっては、4つの国慶の1つである光復節、 朝鮮の解放記念日、 英米にとってはVJデー(対日戦勝日)ですが…
日本では、終戦記念日と呼ぶ人と、 敗戦記念日と呼ぶ人がいます。 私は、どちらかというと「敗戦」を選んでいました。 負けたってことを自覚することで、 平和のくさびを各人の胸に打ちつけるべき、とか何とか、 そんな気取りがあったことは、否定できません。
我ながら、ナニ気取ってんだ、バカって感じです。
何かの意図でもって、 また戦争ブチかましたいと思っているんでもない限り、 平和を思う気持ちは皆一緒であって、 終戦と呼ぶ人に、その気持ちが薄いわけではありません。 そんな簡単なことにも気づかないアフォが、 何やら高邁な哲学でも抱いている気になっていたなんて、 うわー、お恥ずかしい…
でもまあ、靖国公式参拝はやめてくれ。 政教分離がどうのこうのを抜きにして、 たかが神社のお参りくらい、自費でやれって言いたいのよ。 たったそれだけのことです。
この、1つのことを真摯に深く考えるべき日に、 ごくどうでもいいことを思い出しました。 映画『恋人たちの予感』は、 ハリー(ビリー・クリスタル)とサリー(メグ・ライアン)が、 3度目の出会いでやっと「親友」になって、 さて、その後は?というラブコメディでしたが、 2人が大学生だった70年代のシークエンスで、 (サリー、化粧濃くてサーファーカット…) 自動車相乗りで帰省することになり、 ハリーがサリーに自分が食べていたブドウを勧めたとき、 サリーは嫌みったらし 「間食はしない主義なの」と言ったけれど、 その10年後(?)ハリーの親友(ブルーノ・カービィ)と サリーの親友(キャリー・フィッシャー)が結婚することになったとき、 ウェディングドレスの仮縫いのシーンで、 サリーはしっかりチョコレート(M&M?)を食べていました。 あれは、10年の間に主義を変えたのか? それとも70年代のシーンのセリフに大した意味がなかったのか? 映画の中で人が物を食するシーンって、 たとえ些細であっても印象に残ってしまうので、 なんか意味あったのかなあと、気になります。
8月15日に気にするのに、 一番向かない事項の1つではありますが…
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