土曜日生まれは腰痛持ち

2002年10月08日(火) 「いただく」

「いただく」という言葉を、
「食べる」の丁寧な表現として使う例をよく見ます。
顕著な例は、食事を食べるときの
「いただきます」ってやつでしょうし、
まあ、まんざら間違いとも言えない気がしますが、
やっぱり、「いただく」というのは
あくまで物をもらうときやごちそうになるときの
謙譲語だと思います。

さてさて、「食べる」の丁寧表現としての「いただく」は、
「自分に対して」使っている分には問題ないのですが、
高校時代、部活の後輩が、修学旅行先から買ってきたお土産に、
「皆さん、1個ずついただいてください
というカードを添えて放置していたのを見たとき、
うん、やっぱり問題あるなーと思い至りました。
(ユルい新聞部だったので、3年後期になっても部室に出入りしていました)
でも、もっと問題あるなと思ったのは、
部活とは関係ない友人にその話をしたとき、
え〜、何がおかしいの〜?と言われたときです。

もう、いただく=食べるの美麗表現というのは、
ここで私がブツブツ言おうが何だろうが、
スタンダードと言ってもいい使い方なんでしょうか。


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