土曜日生まれは腰痛持ち

2003年01月14日(火) みどりの黒髪

昨晩、深夜にNHKのある番組を見ていたら、
(中途半端に見ていたので、要領よく書けないのですが)
輪島塗などに使う蒔絵筆の材料として、
琵琶湖周辺に棲むクマネズミの毛が最適だということと、
その個体数が減っているため、筆を作る職人はもちろん、
塗り師の人たちも大変困ってるというような話題を
取り上げていました。

今、材料を求めて中国などに行くこともあるようですが、
どこかで意思の疎通に問題があったのか、
クマネズミというものの考え方が違うのか、
おいおい、これのどこがクマネズミだ、というような、
不細工でデブデブで毛並みの悪いネズミのブリーダー?のところに
案内されたりして、難行しているようでした。

今日、そのことに軽く興味を覚え、
キーワード検索してみたら、
周辺情報をいろいろ拾ったのですが、
この場合の「最適なクマネズミ」というのが
どうやら、都市部のオフィスビルなどにあらわれる
むしろ大量繁殖が問題になっているクマネズミとは
またどこか違った種類らしいことと、
蒔絵の際に用いる刷毛には、
日本人の三十代の女性の黒髪
最も向くらしいという情報を入手しました。
腰の強さや油分の具合がいいらしいのです。
日本人/三十代/オンナ/染めたことも脱色したこともない黒髪
おお、私の髪がぴったりではないですか!

……などと言って喜んでいたら、
相方に「あ、白髪、あ、ここにも、増えたね〜
とか何とか、抜かれてしまいました。

どうでもいいけど、(中国のクマネズミはともかく)
齧歯類の動物というのは、
どうしてみんなああもかわいい顔をしているのでしょう。
おぞましいドブネズミですら、あの目のラブリーさときたら!


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