土曜日生まれは腰痛持ち

2003年02月06日(木) ゴールデン・エイティーズ(だけでもないけど)

11時頃、突然相方が帰ってきました。
休日だということを忘れて出勤したか?と思いきや、
うちの近所のアパートに「出張」だったのだそうです。
ならばとお茶を入れ、他愛もない話をしているうちに、
次のような話題になりました。

コンビニといえばセブンイレブンという時代を経る中で、
後発のローソン、ファミリーマートも一緒くたに
「セブンイレブン」と言う年配の方も結構いました。
一番最初に覚えたもの、経験したものが
「すべて」になってしまうということはよくあります。
(このあたりのことは、作家の清水義範さんが
エッセーで触れていらしたことがありました)
が、今や「コンビニ」は、
80歳のお年寄りでも日常語として使っています。

ところで、先日TVで放送していた
「男はつらいよ・寅次郎かもめ歌」を見ていたら、
“さくら”こと倍賞千恵子さんが、
「セブンイレブンというスーパー」
表現しているシーンがありました。
この映画は、1980年度のお正月映画だったようです。
そうか、当時はコンビニという言葉がなかったのですね。
伊藤蘭が北海道から東京に出てきて
働きながら定時制高校に通うという設定でした。
で、勤めているお店が「セブンイレブンというスーパー」です。
まだデビュー間もない頃の村田雄浩が
伊藤蘭の恋人役で出ていました。時代だなぁ…


それともう1つ、当地では「3年B組金八先生」の
第1シリーズを再放送中です。
(何度目の再放送かはわかりません)
今日放送されたのは、
第4話、当時の日本中のお茶の間に戦慄を走らせたという
いわくつきの「杉田かおる 15歳の母」のエピソードでした。
まだ若々しい上條恒彦さんや、
個人的には「ピアノ買ってちょーだい」のCMをぜひとも見たい財津一郎さんが
適当に熱心で、適当に事なかれ主義の先生を
好演なさっていました。

それはともかく。
作中、杉田かおると鶴見辰吾が金沢に逃げようとして、
上野駅で金八先生にロックされるという
くだりがあったのですが、
いやいや、上野駅の古いこと古いこと。
東北人である私には、上野駅はそこそこおなじみの駅ですが、
まだ東北新幹線が走ってもいない時代の話です。
第一、大宮まで開通したのもこの後ですし、
上野駅までの延伸となると、さらにその2〜3年後だったはず。
ちなみに、自分のみを基準に言えば、
静岡で長女を出産し、実家に連れて帰るころには、
東京駅まで延伸していました。それすらもう12年も前の話です。

生徒たちのヘアスタイルや言葉遣いより何より、
(三原順子姐御は、やっぱり中学生に見えず)
こういうあたりに時代を感じました。

ちょっとだけ古い、自分にも記憶や思い出がある時代の映像を見るのは、
ちょっとしたタイムトリップというか、予言者の気分が味わえて
なかなかいいものです。

あれ、何の話でしたっけ?


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