土曜日生まれは腰痛持ち

2003年05月01日(木) 言いたくないけど、私はやっぱりアホです。

4月30日(つまり昨日)から引きずっていて、
不本意ながら得た結論なのですが、
やっぱり私はアホでした。

昨日は長女の学校の授業参観でした。
中学校に上がって初めてだったので、
何とか授業は全部見たものの、
当然のように保護者会のたぐいはサボり、
さあて、締め切り(5月1日)目指して頑張るぞっと
仕事に精を出そうと思ったのですが、
家に着くなり、非常に酔狂な思いにとらわれました。

実はこの日、前から応募を密かに考えていた
ある児童文学賞の締め切り日だったのです。
プロットはあらかたでき上がっていたのに、
なかなか完品原稿が上がらず
(というか、1行も入力していなかった…)
今回はあきらめるかと、29日の時点で半分思っていました。

ところが、パソコンの電源を入れた途端、
「当日消印有効」なる漢字6文字が頭を支配し、
気がつけば、せっせとネコ話を入力していたのです。
(半野良のネコに妙な愛着を感じる少女の話だったので)
朱を入れている時間がなかったので、
ディスプレイ上でざっと見直し、
刷り出した時点で既に19時過ぎでした。
遅くまでやっている郵便局の本局と、宅配便の営業所とでは
後者の方がはるかに近いので、
少々高くはつくものの、宅配便で出すことにして、
暗い夜道、次女を乗せた自転車を飛ばしました。
(置いていこうとしたら、ごねられたので)

ところが、そんな臀部に火のついた状態で入力したものですから、
後から読むと、くどい言い回し、逆に説明不足な箇所、
はては小さな入力ミスまで見つかりました。
それだって、相方と長女の協力による事後確認でわかったのです。
その上、設定読者層がちょうど長女くらいだったので、
彼女からは、
「この言葉は難しい」「こんな漢字読めない」等の
ダメ出しもありました。

とはいえ、あきらめていたものを出せただけでも満足しました。
今度からは、何かに応募するときは、
締め切り前に何段階かの締め切りを自分なりに設けるという
「ひとり井上ひさし方式※」でいこうと思います。
(※井上氏の遅筆は有名ですが、締め切りが何段階かに分けて
設定されているとか何とかいう話を聞いたことがあるので)


さて、ここで終われば「結構いい話」なのですが、
実はこの日当地では、ドラマ『天体観測』の再放送の、
最後から2話目(第11話)をやっていました。
私は実はオダギリジョーのファンなのですが、
このドラマは、たまたまテレビをつけたら再放送をやっていて、
『愛という名のもとに』の焼き直しかぁと思っただけでした。
(そもそも『愛と…』が『セント・エルモス・ファイヤー』の
もろリメイクでしたが)

オダジョー君、何でこの人たちとお友達なの?と思うくらい
いい意味で浮いた感じが印象に残っちまったので、
11話はオダジョーファンなら必見だということを
ネット情報で拾っていたので、とりあえずビデオに録り、
寝る前にオダジョー君のシーンだけ見ました。

はいっ、ここまでならまあ、
ただのよくいるミーハーおばさんで済みます。

明けて5月1日が来ました。
今日は仕事の締め切り日ですが、
今回のは音が非常に悪くて難行したので、やや遅れ気味です。
1分たりともむだにはできません。
ドラマだって、今日が最終回ではあるし、
結構オダジョー君絡みで重要なシーンが出てくるとはいうけれど、
一応昨日の時点であぼーんされちゃったわけだからと、
見るまでもない(ビデオも録らない)と思っていたのに、
この「ビデオに録らない」がクセモノでした。
仕事の合間に、眠気覚ましにお茶をいれようとすると、
16時40分ごろでした。
あと20分足らずで放送が終わることでしょう。
ええい、見てしまえ。
……おかげで、オダジョー君の亡霊は拝めました。
いやあ、眼福、眼福。
でも20分あれば、テープにして15分ぶんくらいは
入力原稿の見直しできたなぁ(涙)。
こんなことなら、最初から潔く録画して、
来るべきオフにでも、のんびり見るんでした。

何とか締め切りに間に合わせることはできました。
やっつけ仕事はしていないつもりですが、
何分、録音がよく聞こえず、穴がいっぱいあいてしまいました。
もしも仕事関係の方がこちらを読んでいたら、
ひらに御容赦を
(まあ、読んでいないことを祈りますが…大丈夫か)

ところで、『天体観測』の坂口憲二と伊藤英明って、
顔も体格も役のタイプも似ていないのに、
ヘアスタイルのせいか、「あれ、見分けつかない」の状態に
何度か陥りました。
頼むから、似たような「Yシャツとスラックス」姿はやめて。


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