土曜日生まれは腰痛持ち

2003年08月12日(火) お出かけ日記/なんじゃこりゃ(某氏の“映画評”を読んで)

相方が休暇(とりあえず1日)で長女の部活が盆休みなので、
午後からちょっとだけ家族でお出かけしました。

岩瀬書店富久山店でクワガタ&カブトムシ展を見ました。
いつも(無料)ギャラリーとして使われている場所を使って、
入場有料(大人1人200円、3歳以上中学生以下100円)で
公開していたそれは、
標本だか生きているんだかよくわからん甲虫やナナフシなど、
おとなしくて控えめな昆虫がいっぱい!
元“昆虫少女”の長女も、
「えさもいいかげんだし、管理ひどいなぁ」と顔を曇らせていました。
相方いわく「昔はプールによくいた」ゲンゴロウも、
今や各地のレッドデータブックに載ってしまう絶滅危惧種。
何年か前、「探偵!ナイトスクープ」で棲息地を取り上げたときも、
乱獲の心配があるからと、具体的な場所は伏せていたしなぁ。

一通り見た後、書店の方を少し冷やかして、
日和田製麺所でラーメンを食べました。
その名のとおり、製麺・卸屋さんが
お昼だけ提供して話題になっていたラーメンを、
今は「スープがなくなるまで」提供してくださるようになりました。
たっぷりのチャーシューにしつこいスープ!
スタミナ不足のときに欲しくなりそうな味です。
私と長女が座っているカウンター席から、
豚ガラに使う豚のもも?の部分を水道で洗っているのが見えました。
2人で「何かいいもん見た気がしない?」と大興奮しました。

ところで、最近のチャーシュー麺って、
チャーシューをやたら大盤振る舞いの店が多くないですか?
昔は2〜3枚も浮いていれば、
それで十分チャーシュー麺を名乗れた気がしますが、
今や、麺が見えないくらい乗っかってナンぼです。
そのかわり、値段設定も高くはなっているのでしょうが。

その後、ジャスコに寄りました。
古書や中古DVDのワゴンセールがあったのでちょっと見てみると、
小型で分厚い映画の本が200円で出ています。
さまざまな国別・ジャンルに分けられた映画について、
何人かの執筆者がそれぞれに書いていたのですが、
「アジア映画」の項で、侯孝賢の「恋恋風塵」について触れた箇所が、
「ハァ?」の一言でした。
「最初見たときは、ぶりっこで甘口だと思ったが、
何度か見ているうちに、そうでもないことがわかった」

これだけで、一体どんな映画なのかが想像つきますか?
少なくとも、私にはわかりません。
特定の人の批評を読むためのものではなくて、
あくまでもデータ本のはずなのですが。
第一、これって批評でも何でもなくて、
素人でも書けるお粗末な“感想”です。
確かにその後、侯孝賢ならではの〜だか、彼らしい視点〜だか、
とにかく蘊蓄めいたことも書かれてはいましたが、
それとて、参考になるような書き方ではありません。
何かの参考になるようだったら買おうと思ったのですが、
ほかの執筆者によるほかの箇所を精査するまでもなく、
買う気が失せました。


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